6月26日、テレビ東京で5時間にわたる音楽番組『テレ東音楽祭2019』が放送された。同番組はジャニーズ事務所所属のTOKIOの国分太一(44)がメインMCを務め、V6、Kinki Kids、嵐、KAT-TUN、NEWS、関ジャニ∞、Hey!Say!JUMP、ABC-Z、ジャニーズWEST、King&Princeといった、ジャニーズタレントが総出演するとあって、放送前から話題を呼んでいた。
「番組序盤から、KAT-TUNの亀梨和也(33)、上田竜也(35)、中丸雄一(35)の3人は、MCの国分の後ろの席に着き、他のアーティストのパフォーマンスを観賞していました。ただ、乃木坂46の曲紹介をする国分の後ろにいた上田は退屈そうな表情をしていましたね。また、亀梨はカメラに撮られていることを忘れているかのような厳しい表情を浮かべていましたよ。
元KAT-TUNメンバーの田口淳之介(33)が大麻で逮捕されたばかりの、生放送の歌番組出演ということで、当然プレッシャーは相当あったと思いますし、決して穏やかな心境ではなかったでしょうね」(レコード会社関係者)
その後、TRFのヒット曲メドレーが始まり、『survival dAnce』ではひな壇に座る出演者全員が、サビ部分で手を振っていたにもかかわらず、またもやKAT-TUNの3人は照れ臭そうに手拍子をしていただけだった。
「ところが、『survival dAnce』の後に『寒い夜だから』のイントロが流れ、ボーカルのYUKI(52)が曲を歌い始めると、上田は大きく拍手をして笑顔を浮かべていました。『寒い夜だから』は、上田にとって青春の曲なのかもしれませんね」(前出のレコード会社関係者)
Do As Infinityの後にKAT-TUNが歌う順番となった。
「ステージに登壇する前の国分とKAT-TUNのトークでは、国分がKAT-TUNに対し、“がんばれ! 俺は応援するから”と3人にエールを送っていたのは、なんとも意味深で印象的でしたね。赤西仁(34)の脱退、また田中聖(33)や田口の逮捕など暗い話題の多いグループで頑張る3人への愛を感じました。
また、彼らはデビュー曲『Real Face』の3人版アレンジ、『Real Face#2』を披露しましたが、当時は、2017年に大麻所持で逮捕された田中聖が担当していたラップパートを上田が担当し、見事なラップを聞かせました。さらにMCの国分の足元に跪き、国分の膝に頬を寄せながら歌う亀梨の姿もジャニーズの先輩後輩のつながりの強さを感じましたし、曲中に亀梨がウインクをするとスタジオのファンからは“キャー”と黄色い歓声が上がり、さすがジャニーズのスターだなと改めて感じさせてくれました」(前同)
ステージとひな壇でのONとOFFの落差は凄まじかったKAT-TUNだが、超一流のパフォーマンスで番組は大いに盛り上がった。
『テレ東音楽祭』レビュー
- SMAPは解禁、山口達也は完全消去!『テレ東音楽祭』レビュー
- 嵐、KAT-TUN「テレ東音楽祭でデビュー曲熱唱」は「社長への祈り」!?
- 錦戸亮に「バックからパワハラ」!『テレ東音楽祭』レビュー
- KAT-TUN「笑えないON・OFF落差」『テレ東音楽祭』レビュー