宮迫博之(雨上がり決死隊)
宮迫博之(雨上がり決死隊)

 6月24日、振り込め詐欺グループの忘年会に出席していたお笑いコンビ・雨上がり決死隊宮迫博之(49)やロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)ら、芸人13人が当面の間、謹慎処分になることが明らかになった。

 6月7日発売の『FRIDAY』(講談社)で、この問題の第一報がなされた際、宮迫や田村らは当時の忘年会が、振り込め詐欺グループのものだとは知らなかったこと、さらにギャラは受け取っていないと強調していたが、その後の所属事務所の調査で金銭の授受があったことが判明したため、謹慎処分となった。

「雨上がり決死隊は5本のレギュラー番組と2本の準レギュラー番組を抱えています。『世界の何だコレ!?ミステリー』(フジテレビ系)や『炎の体育会TV』(TBS系)といった番組は、まだ宮迫さん抜きでも成立すると思いますが、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)はコンビ名が入った冠番組。今後どのような対応をするのか気になるところですね……」(制作会社関係者)

『アメトーーク!』はテレ朝の看板バラエティ番組。DVDの総売り上げは100億円以上といわれるドル箱コンテンツだ。

「当初、テレ朝は『アメトーーク!』を終わらせないために宮迫さんを必死で守るだろうと見られていましたが、今回、謹慎が決定してしまいましたからね。“闇営業関与芸人”の謹慎期間は少なくとも半年以上にはなるだろうとも言われていますから、代理MCや特別企画などでなんとか番組を存続させていくのではないでしょうか。

 ただ、6月13日放送の同番組ではこれまでスポンサーだった金融系企業のCMが流れず、通常、CMの枠に空きができた際に流れるACジャパンのCMが流れたことで、スポンサーの撤退が始まっていることが明らかになりました。20日の放送でもACのCMが4本も流れるという異常事態。一説にはすでに5社スポンサーが撤退したといわれ、『アメトーーク!』放送開始以来の大ピンチを迎えています」(前出の制作会社関係者)

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