宮迫博之(雨上がり決死隊)
宮迫博之(雨上がり決死隊)

 所属事務所を通さない“闇営業”で振り込め詐欺グループの忘年会に出席し、事務所から無期限謹慎処分を受けた、お笑いコンビ・雨上がり決死隊宮迫博之(49)。6月7日発売の『FRIDAY』(講談社)の記事に端を発するこの騒動の余波はいまだに止む様子がない。

 当初は「ギャラを受け取っていない」と説明していた宮迫らだったが、その後の所属事務所の調査で金銭の授受があったことが判明したため、謹慎処分となった。

「ギャラについて、説明が二転三転した理由は、大切な後輩をかばうためだと、宮迫さんは周囲に説明しているようですが、ギャラをもらってないと言うように、後輩芸人たちに指示したのは彼自身だったのではないかとも聞こえてきています。保身だったのか、と後輩たちからも批判の声が上がっています。そんな疑惑を払拭するためにも、宮迫さん含めて参加者全員で記者会見を開いて、正直にすべてを話す機会があれば良かったのですが……」(お笑い関係者)

 90年代に一世を風靡したお笑いユニット「吉本印天然素材」の仲間で盟友であるナインティナインの岡村隆史(48)は、6月28日放送の『岡村隆史のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、謹慎処分が下った宮迫について「ほんまに腹立つわ」と怒りを露わにし、さらに「最初に、“反社会的勢力の方たちとは知らなかったです。お金はもらってしまいました。すいません”って言っておけば、こんなことにはならなかったんじゃないか」と自身の見解を語った。

 また、「仕事が増えたことによって、昔の宮迫さんより、なんかちょっと変わってしまった部分、ちょっとあるのかもしれない。宮迫さんと、ちょっとなんか、距離ができたなと思たこともあった」と、宮迫が変わってしまったという思いを話した。

 同じく「天然素材」の仲間で、元“ほっしゃん。”こと星田英利(47)は、6月25日に自身のツイッターを更新。同じ事務所の芸人仲間らの“裏切り”に「いつか世間が許しても、いつまでも許せないわ。ボク、いろんな人たちから何を言われても、仲間で同志のあなたたちの大嘘を信じて、ずーーーっと反論してたから」と宮迫らが嘘をついていたことへの怒りをつづった。

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