現在放送中のＮＨＫ連続テレビ小説『なつぞら』に出演している吉沢亮。ドラマでは、ヒロインの幼なじみを演じているが、ＳＮＳ上では「美しさにビックリ」「キレイ過ぎる」と吉沢の美形ぶりも話題になっている。そんな吉沢が影響を受けた人物は、俳優の柴田恭兵。映画『さらば あぶない刑事』で共演したときに、現場での柴田のたたずまいがかっこよく、柴田がいることで現場に緊張感が生まれたという。
今回は、吉沢亮にとっての柴田恭兵のように、若手イケメン俳優たちが影響を受けた人物を紹介しよう。
菅田将暉は、１０代後半の頃、俳優仲間たちと「窪塚洋介の映画を見る会」を開催していたほど窪塚洋介に影響を受けたことを明かしている。菅田は、自身が担当するラジオ番組『菅田将暉のオールナイトニッポン』（ニッポン放送）で、窪塚の話題になったとき、平成生まれの俳優で窪塚の影響を受けていない人は一人もいないと語り、自身が２５歳で日本アカデミー賞の最優秀主演男優賞を受賞した際、窪塚が弱冠２０歳でアカデミー賞を受賞していたことを知り、より尊敬の気持ちが深まったという。
続いて、杉野遥亮が影響を受けた俳優は、所属事務所の先輩でもある松坂桃李。杉野は松坂に憧れてオーディションを受けたそうで、松坂の人当たりのよさや、かっこいいのに実はオタクである部分もかっこいいと絶賛していた。同じく事務所の先輩である菅田将暉のことは、オーラや個性が強すぎて“ビビッて”しまい、松坂は「なんか安心する」ため、自分は“松坂派”であることを公言している。
そして、ドラマ『おっさんずラブ』（テレビ朝日系）で大ブレイク、現在放送中のドラマ『あなたの番です』（日本テレビ系）でも主演を務めている田中圭は、事務所の先輩である小栗旬から影響を受けたと語っている。小栗は田中にとって、２０年もの間、ずっと背中を見せ続けてくれた存在で、小栗の役者としての生き方だけでなく、男としての生き方にも憧れているという。
憧れの人を語る俳優たちがいる一方、憧れを聞かれることが嫌いだと語ったのは、山崎賢人だ。答えたくない理由は、誰かになりたいということではなく、４０代、５０代になっても何かを残せる役者になりたいからだという。
今回紹介した人たちはそれそれが個性的で、今第一線で活躍している。いつか彼らに憧れて同じ道を目指す後輩たちも出てくることだろう。
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