■実際に“吸い放題”の牡蠣をいただいてみると…

「吸い放題の生ガキもそうですが、まずは何もつけず食べてほしいですね。その後はいろいろとトッピングがあるので、味変してたくさん食べてほしいですね。レモンやポン酢も合いますが、オススメは青のりソースです。これは牡蠣の名産地の北海道・厚岸の牡蠣業者さんに教えてもらった食べ方ですが、海苔の香りが牡蠣のうま味を引き立てて美味いです! あとはクラマトというトマトジュースを垂らして食べてもおいしいですよ」(若林社長)

牡蠣にぴったりのトッピング。左からポン酢、青のりソース、クラマト

「ホントに美味い!」(小林氏)

 記者もいただいたが、吸い放題の牡蠣はさっぱりしていながら、うま味、磯の香りも十分。ブランド牡蠣はそれぞれ味が異なるが、クリーミーで濃厚なものだった。そして、やはりオススメの青のりソースは、牡蠣と抜群の相性だった。

 さらに世界でここだけでしか飲めない1品もあるという。

「『カキルネ・ソーヴィニヨン』や『カキドネ』は、うちの店でしか飲めない、牡蠣に合うオリジナルブレンド日本酒です。牡蠣との相性は抜群なので、一緒に楽しんでほしいですね」(若林社長)

「ホントに合う!」(小林氏)

「牡蠣と魚」でしか飲めないオリジナル日本酒

 実際の経営は若林社長に任せているとはいえ、芸人の小林氏がオーナーの店だけに多くの芸人がすでに訪れているという。

「実は、仲の良い後輩芸人だけに、“どれだけ食べても飲んでも1人1回2000円カード”というのを渡したんですよ。やっぱり売れる前の芸人ってお金ないじゃないですか。なのに、後輩にはおごらないといけない。だからそういうときはこの店を使ってほしいなと思って。ここだと4人で来て、いっぱい食べて飲んでも8000円で済みますよ。

 でも、日本人ってそういうお得なカードをもらっても、結局、遠慮して来なかったりするじゃないですか。と思っていたら、やっぱり芸人、死ぬほど来ますね(笑)」(小林氏)

 と、何かと太っ腹な同店。だが、当初の疑問、なぜいくら食べてもタダの“牡蠣吸い放題”で店がやっていけるのだろうか?

「いろいろありますが、簡単に言うと吸い放題の生ガキを美味しく食べてもらったら、ドリンクも含めて、ほかの物も注文していただけるということですね。また、“○時間生牡蠣食べ放題”というふうにしたら、お客さんは元を取ろうとして一気に食べて、一気に追加注文をする。そのことによって、厨房が回らなくなるんです。そういうことは避けたかったんです。だから、お客さんにはゆっくりと生ガキを楽しんでほしいです。本当に、開店から閉店まで召し上がっていただいてOKです(笑)」(若林社長)

「僕も闇じゃない営業で日本を3周ぐらいしましたけど、ここの店の料理は本当に美味しいです。僕もよくお店で飲んでいるので、ぜひ会いに来てください(笑)」(小林氏)

 ちなみに、『牡蠣と魚』の横の店は同店とキッチンがつながっている『ハタガヤ牛タンテール』という牛タンがウリのお店。こちらも小林氏と若林社長が経営する店だという。

「ハタガヤ牛タンテール」名物の巨大牛タン

 響の小林氏がオープンさせた『牡蠣と魚』は、世界初の“吸い放題”でとことん楽しめる牡蠣天国かも!?

 

『牡蠣と魚』
東京都渋谷区幡ケ谷2-8-15 KODAビル1F
TEL:03-6276-0780 (営)17:30~24:00(L.O.23:00)

『ハタガヤ牛タンテール』
住所は『牡蠣と魚』と同じ
TEL:03-6300-0566 (営)17:30~24:00(L.O.23:00)

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