横浜流星
横浜流星

 テレビや映画で活躍する芸能人は、本名ではなく芸名で活動することが少なくない。その理由は、イメージ作りや、覚えやすくするため、インパクトを残すためなど、さまざまだろう。しかし、中にはまるで芸名のような本名をもつ芸能人もいる。

 俳優の横浜流星は、5月10日放送の『A-Studio』(TBS系)に出演した際、自身の名前が本名だと語り、その由来について明かした。横浜によれば、“流星”という名前の名づけ親は父親で、生まれたとき、夜空に流れ星が光ったからだという。

 また横浜は2017年2月19日放送の「行列のできる法律相談所」(日本テレビ系)に出演した際も「小学校のときに、流星って名前なので(友達に)囲まれて願いごとをずっとされてました」というエピソードを紹介。当時から横浜が人気者だった様子がうかがえる。ちなみに、「横浜」という姓も本名で、偶然にも本当に横浜出身だという。

 また「初見では読めない」といわれるこの人も、実は本名。2018年にドラマ『アンナチュラル』(TBS系)の主題歌『Lemon』でミリオンセールスを記録したアーティストの米津玄師。彼は“ハチ”名義でボカロPとして活動をはじめ、2012年から本名での活動を開始している。

 なかなか読めない本名については、米津本人も自覚をしているようで、「最近“米津玄師という名前はなんて読むのか”という意見が多々届いているのでまたツイートしておきます。“よねづけんし”と読みます。知らない人は絶対読めないのでしょうがないんだけど、本名なんです」などと、たびたびツイッターに投稿していた。

「米津の母は美術教員の免許を取得しており、本人も昔は漫画家になりたかったそうです。変わった名前なのも、そういったクリエイティブな環境ゆえでしょうね」(アニメライター)

 米津は6月7日に公開されたアニメーション映画『海獣の子供』で主題歌『海の幽霊』を担当しており、あふれる才能を惜しげもなく披露している。

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