滝沢秀明
滝沢秀明

 7月9日午後4時47分、ジャニーズ事務所の代表取締役社長、ジャニー喜多川氏(本名:ジョン・ヒロム・キタガワ)が都内病院において永眠したと、ジャニーズ事務所から発表された。死因は、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血だった。

 事務所が明らかにしたところによると、搬送後、集中治療室での懸命な救命措置を行った結果、一般病棟に移ることができ、病院の協力もあり、ジャニー氏にとって子どものような存在でもあるジャニーズタレントたちやジャニーズJr.と、かけがえのない日々を過ごすことができたという。また、ジャニーズタレントたちと過ごすことで、ジャニー氏の容態が一時的に回復するという奇跡的な光景もあったという。

 通夜・告別式については、ジャニーズタレントとジャニーズJr.のみで執り行う「家族葬」になるという。

 自らが育て上げた、ジャニーズタレントとジャニーズJr.たちに最期まで見守られ、見送られることになったジャニー氏。一代で“ジャニーズ帝国”を築き上げ、半世紀以上にわたって第一線で活躍する男性アイドルを育て続けたジャニー氏が亡くなったことで、今後のジャニーズ事務所がどういう体制になっていくのかにも注目が集まっている。

「次期社長就任が確実視されているのは、ジャニー氏の姉のメリー喜多川副社長の娘で、ジャニー氏の姪にあたる、藤島ジュリー景子副社長です。ジャニーズの屋台骨を支えるやTOKIOを担当してきたジュリー副社長が新社長になるのは自然な流れですし、決定事項とされていました。しかし、ここにきて、一部の関係者からは“まったく別の新体制計画の話も出ている”と漏れ伝わってきています」(ジャニーズ事務所に近い芸能プロ関係者)

 はたして驚きの新体制とはどのようなものなのか? 前出の芸能プロ関係者が続ける。

「ジュリー副社長は社長ではなく会長職につき、昨年いっぱいで芸能界を引退し、『ジャニーズアイランド』社長に就任した滝沢秀明(37)が、ジャニーズ事務所本体の社長にも就任するのではないかという説です。そしてさらに、関西ジャニーズについては、関ジャニ∞横山裕(38)が“支社長”として見ていくことになるという、驚きの計画が水面下で話されているといいます」

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