原田龍二
原田龍二

 5月30日発売の『週刊文春』(文藝春秋)で報じられた、俳優の原田龍二と女性ファンの不倫スキャンダルは世間を驚かせた。原田は不倫騒動の代償として、舞台『サザエさん』を降板したほか、準レギュラーだった旅番組の放送が休止になる事態となったが、その影響は限定的だったようで『5時に夢中!』(TOKYO MX)やラジオのレギュラー番組には継続して出演。バラエティ番組やテレビドラマ、映画からの出演オファーも減っていないという。

 業界関係者によると、原田龍二はスタッフ受けがいいそうで、原田と仕事をしたいというテレビマンは少なくないのだとか。実は、原田のように不倫騒動を起こしながらも、仕事にほぼ影響がない芸能人は少なくない。

 2017年1月に“アパ不倫”が発覚した俳優の袴田吉彦は、仕事が減るどころかスキャンダルでむしろ“焼け太り”している。17年12月31日放送の『笑ってはいけないアメリカンポリス24時』(日本テレビ系)に出演した際、イケメン俳優のイメージを捨て自虐ネタを披露したところ、これが視聴者に大ウケ。不倫についてツッコまれながらも“イジられキャラ”に徹する姿が評判を呼び、バラエティ番組から出演オファーが殺到することとなった。不倫ネタをイジることは世間から不謹慎だと言われかねないが、批判の声を吹き飛ばすほどの突き抜けっぷりが、“再ブレイク”につながったようだ。

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