■ジャニー氏の“スペオキ”、タッキー・キンキ剛・セクゾ勝利…
ジャニーズ事務所に所属するタレントたちを誰よりも愛し、愛されたジャニー氏。その中でも特にジャニー氏のお気に入りのタレントを「スペオキ」(スペシャルお気に入り)という。
当然、滝沢秀明(37)はジャニー氏のスペオキの1人だろう。
滝沢は昨年いっぱいで芸能界を引退し、「ジャニーズアイランド」社長に就任。現在は裏方に徹しているが、それもジャニー氏の“ジャニーイズム”を継承するため。
「ジャニーさんのエンターテインメントを誰よりも理解しているのが滝沢だといいます。12日に行われた“家族葬”では、ジャニーさんを乗せた霊柩車の、通常、親族が務める喪主が座る助手席には、ジャニーさんの遺影を大事に抱える滝沢が乗っていました。ジャニーさんと滝沢が養子縁組をしたのでは、なんていう報道も一部ではありますが、養子縁組はしてないとしても、ジャニーさんと滝沢には家族以上のつながりがあるのではないでしょうか」(前出の芸能プロ関係者)
Kinki Kidsの堂本剛(40)は、“元祖スペオキ”だと言われている。剛はジャニー氏の逝去にあたって、以下の追悼コメントを出している。
「ジャニーさんへ この世の中にある すべての言葉と想いで綴っても 僕の胸の中は伝えることが出来ないよ。(中略)これからは 住む世界が変わってしまうけれど あなたが想えば…僕が想えば… いつだって繋がれるよ。(中略)あなたを愛しているという 変わらない毎日を大切に生きていくよ 愛しているよ ありがとう 宇宙一大好きだよ」
また、剛はジャニー氏の訃報から一夜明けた7月10日、ソロコンサートのMCで「お別れに、ジャニーさんのおでこにチューをしました。初めて社長のおでこにチューしましたね。チュッてしたとき、思いのほか大きな音が鳴ってしまいました(笑)」と語った。
「このコメントやジャニーさんへの愛情表現からも分かるように、剛はジャニーさんを深く慕っていて、ジャニーさんも剛を誰より可愛がっていました。剛については、過去にジャニーさん所有のタワーマンションの一室を譲り受けたという報道もあります。また、ジャニーさんの自宅で、剛がテーブルに足を乗せてリラックスしたため、堂本光一(40)も同じような体勢になろうとしたところ、ジャニーさんから“ユー、その汚い足、乗っけないで!”と注意されたというエピソードもあります(笑)」(レコード会社関係者)
Sexy Zoneの佐藤勝利(22)は“スペオキ”だったため、ジャニーズ史上、最速でデビューできたといわれている。
「佐藤は2010年10月にジャニーズ事務所に入所。翌年の9月にSexy Zoneのメンバーに抜擢され、わずか11か月でデビューしています。KAT-TUN、関ジャニ∞、Kis-My-Ft2など、10年以上の下積みを経てデビューするメンバーもいる中で、佐藤は異例の速さでデビューしたんです。
さらに、佐藤がジャニーさんのスペオキだと考えられるのは、当時、ジャニーズJr.で人気TOP2だった、中島健人(25)と菊池風磨(24)を差し置いて、Sexy Zoneのセンターに抜擢されたからです。ファンの間では中島が最も人気ですが、それでも佐藤が不動のセンターなのは、やはりジャニーさんのスペオキだからでしょう。ただ、ジャニーさんが亡くなったことで、今後はテレビなどで人気の中島がセンターになることも考えられますね」(前出のレコード会社関係者)
“スペオキ”の面々は、これまでジャニー氏から受けた愛情をしっかりと返していくに違いない。