黒木華
黒木華

 女優の黒木華(29)が、映画の中島哲也監督(59)から女優としての意外な裏の顔を暴露されていた。

 この発言があったのは、7月12日放送の『A‐Studio』(TBS系)でのこと。昨年公開された中島監督の映画『来る』に出演した黒木は同監督について「見透かされてる感じでしたね」と振り返り、「そんな舞台みたいな芝居しないで」などと、撮影現場で厳しい言葉をかけられたと明かした。

 続いて、中島監督が黒木に関するアンケートへの直筆コメントを、アシスタントを務める女優の上白石萌歌(19)が代読することに。中島監督は黒木を「意外と腹黒い」と暴露し、「無垢で良い人ぶってるけど、性格は本当はねじまがっているのではないでしょうか」と説明。聞いていた黒木は「ふふふ」と苦笑いした。

 さらに、中島監督がかけたという厳しい言葉について「言った覚えはない」と否定。続けて全力で芝居をしている黒木を見て、もう少しいい加減に「芝居なんてイヤで仕方でない」というように演じたらどんな感じになるか興味が湧き、デタラメなことをしゃべった記憶はあると告白していた。すると黒木は「そういう意図はあったんだな、とは思いましたけど」と理解を示していた

 さらに、“女優・黒木のスゴさ”として、中島監督は「腹黒い内面をひた隠し、清く優しく美しい女性を見事に演じて、世間をダマし続けているところ」とし、黒木ファンに対し「黒木華は恐ろしい女優です。あの無垢な笑顔にダマされるなっ!」と訴えた。

 これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「中島監督の黒木華論にはいちいち納得できる」「『来る』での黒木の演技は怖かったwあれは根に腹黒いとこなかったらできないと思う」などと、中島監督のコメントに納得していた。

 また、MCの笑福亭鶴瓶(67)も中島監督のコメントを「ホメ言葉」だと評価。番組の最後には、黒木が「腹黒い」と言われることについて、「“毒を楽しむ”というのが、関西人特有のとこなんです」と、大阪府高槻市出身の黒木ならではだとフォロー。さらに「すべてが自然で、そういうものが芝居に出てくる」と、黒木の演技を高く評価していた。

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