長嶋一茂
長嶋一茂

 タレントの長嶋一茂(53)が、父親であるミスタージャイアンツこと、読売ジャイアンツ終身名誉監督の長嶋茂雄(83)との関係を明かした。

 この発言があったのは、7月18日放送の『直撃!シンソウ坂上 2時間SP』(フジテレビ系)でのこと。今回の放送は、多忙な一茂にカメラが密着し、スーパースター・長嶋茂雄の息子としての、裏の素顔に迫るという内容。

 野球選手時代の父親との記憶として、一茂がプロ入り6年目に父親が監督を務める読売ジャイアンツに移籍した頃、親子の会話は年に2、3分ほどだったという。その後、一茂はヒザの故障で二軍生活が続き、30歳で戦力外通告を受けて引退。その通告は父親から電話で「話がある」と呼び出され、「残念だが、おまえは来年の戦力じゃない」と、たった10秒ほどで伝えられたと、再現VTRで明かされた。

 また、現在の父子関係について、一茂は「野球やってるときから、だいぶ距離感は出ちゃってるから」とし、お互いに野球を離れても、疎遠であることは変わっていないと告白。「もちろん、オヤジは尊敬しているし、オヤジの息子っていう自負はあるけど、親子といえども別人格だから、“これで良かったのかな”っていうのは俺の中ですごくある」と胸中を吐露した。

 さらに、姉、妹、弟たちとの兄弟関係について、一茂は「最近だと、2007年のおふくろの葬式のとき以来会っていない」と明かし、兄弟とは幼少のころから一緒にいた記憶があまりなく、接点は少なかった気がすると振り返った。MCの坂上忍(52)は「これがオンエアになったら世間がざわつき始めちゃう」と驚いたが、一茂は「それはそれでいいんじゃない」と平然とした顔で語っていた。

 これを見ていた視聴者からは、ツイッター上で「あんな気の毒な体になった父親に何年も会わずにいるって、一茂やっぱお坊っちゃんやな」などと、父親との関係に違和感を感じたという声が寄せられていた。一方で「本当に知りたいのは、妹の三奈さんとの関係」「妹の三奈さんとの確執には触れない。だってミスターの介護を押しつけてるからね」などと、“長嶋茂雄”の商標登録についてのトラブルなどから、確執があると報じられた妹でフリーキャスターの長島三奈(51)について、なにも言及しないことを批判する声も少なくなかった。

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