松本潤(嵐)
松本潤(嵐)

 7月12日、9日に解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で逝去した、ジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川氏(本名:ジョン・ヒロム・キタガワ=享年87)の「家族葬」が行われ、約150人に上るジャニーズタレント、ジャニーズJr.たちに見送られ、ジャニー氏は旅立った。

 1967年にジャニーズ事務所を創業して以来、数多くの男性アイドルを世に送り出し、一代で“ジャニーズ帝国”を築き上げたジャニー氏。

 ジャニーズグループのファンクラブ総会員数は約500万人といわれ、年会費だけで200億円以上に達するという。さらに、音楽作品の売り上げやコンサートのチケット、グッズ売り上げ、タレントのCM出演料などを加えると、グループ全体での年間売上は1000億円を軽く超える。

「ジャニー氏の遺産は、個人名義で所有する不動産やジャニーズ関連会社の株式なども合わせると、300億円以上になるのではないかともいわれています。その行方も気になるところです」(芸能記者)

 7月10日の『スポニチアネックス』の報道によると、ジャニー氏は生前、資産の使い道について「タレントの育成や引退後の生活費などのために使いたい」と語っていたという。

 そんな中、「さすがジャニーさん!」とも思える情報が聞こえてきたのだ。

「実は今、ジャニーズ事務所内であるプロジェクトが進行中だといいます。そのプロジェクトは、将来、エンターテイメントの舞台で活躍できるような子どもたちを育成する、無料の養成学校を造るものだというんです。ジャニー氏の遺産の一部がこのプロジェクトに使われるという話です。もしかしたらジャニー氏が遺言で、このプロジェクトについて、記していた可能性もありますね。

 ジャニー氏がこれまでつちかってきた、タレントの発掘と育成のノウハウがこの養成所に遺されることになるのでしょう。この無料の養成所プロジェクトは、ジャニーズJr.のさらに予備軍を育成することとなるため、ジャニーズ事務所内では『チルドレン計画』と呼ばれているそうです」(芸能プロ関係者)

 ジャニー氏の遺産を活用した『チルドレン計画』――具体的にどのような養成所になるというのだろうか!?

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