■ハリセンボン春菜の鋭いコメントも話題に
『スッキリ』では、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)らによる、闇営業問題についても、ハリセンボンの近藤春菜(36)が鋭い指摘をしている。
7月15日放送の『スッキリ』で、加藤や近藤が所属する事務所の社長が、闇営業問題について「事務所と所属芸人の間には紙の契約書はなく、口頭で契約を交わしてきた」と発言したことを取り上げた際に、近藤は「口頭でも聞いたことがない。お互い同意してないと契約って結ばれないと思う」と反論。
さらに、「これで納得している芸人っていないんじゃないかなって思います」と厳しい表情を浮かべて語り、「税の申告に関しても寄付するということに関しても、すべてが後手後手に回ってるなという印象です」と、事務所批判ともとれる発言をしたことも話題を呼んだ。
「加藤が事務所に批判的なコメントをするのは、MCでもありますし、タレントとしても格があるからだと納得できるのですが、近藤がこれだけガンガン言って、社長に対しても批判的なコメントをするのには驚いた視聴者も多いと思います。
実は、近藤が所属事務所に対して、これだけ本音で話すことができたのは、MCの加藤から“思ったこと全部言っていい、俺が尻拭いするから”と言われているからだと噂されています。かつて加藤は“狂犬キャラ”でブレイクしましたが、今改めて“良識派の狂犬”として評価がどんどん上がっています」(前出の制作会社関係者)
『スッキリ』は視聴率が振るわず、これまで何度も打ち切り説が浮上してきた番組でもある。
「打ち切りが濃厚でしたが、リニューアルやスタッフの入れ替えもあり、番組がガラリと変わりつつあります。最近になって、日テレ内部では“異端”とも言われるディレクターが数名、『スッキリ』に加入したことで、番組の内容もこれまでより攻めたものになってきているんです。
狂犬MCとして株が急上昇中の加藤、加藤のサポートを受ける近藤、そして新たなスタッフたちの頑張りにより、『スッキリ』は復活したといえるのではないでしょうか」(民放キー局ディレクター)
視聴者が言いたいことを代弁し、見ていて「スッキリ」する、加藤の狂犬発言に今後も注目だ。