7月20日午後、反社会勢力の忘年会に参加し、金銭を授受したという“闇営業”で所属事務所から契約解除された雨上がり決死隊の宮迫博之(49)と無期限謹慎処分となっていたロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)が、都内で「謝罪会見」を行った。
2時間半にも及んだ会見は衝撃的なものとなった。宮迫、亮が号泣する場面や、質問する記者が感情的になる場面などもあり、熱を帯びたものになった。
現場で取材したスポーツ紙記者は、
「さまざまなことが語られましたが、宮迫、亮ともに真摯に謝罪したい気持ちは伝わってきました。ただ、2人の“手作り”の会見だったということもあり、いろいろな“怒号事件”が起こったんです」
と話し、こう続ける。
「まず会場が狭かったことがあり、会見前から現場は大混乱。おそらく200人以上駆けつけていた取材陣、全員は入れないということになり、カメラマンは各社1人ということになったんです。それで、数人カメラマンが渋々帰って行ったんですが、なぜか日テレだけがカメラマン2人、会場に残っていた。そこで各社から“日テレの代表者、どうなってんだよ!! 帰らせろよ!”と怒号が飛んだんです。そこで日テレのカメラマンは1人帰って行きました」
会見が始まり、深々と頭を下げて謝罪する宮迫と亮。
「両者ともにですが、特に亮はやつれていましたね。金髪だからわかりにくいですが、頭の前側に“10円ハゲ”がありました。相方の淳(45)のことになった際、大号泣していた亮ですが、彼はもう精神的にギリギリの状態に見えましたね……」(前同)
最後に、宮迫、亮による再度の謝罪が行われ、会見が終わったのだが、そこからが大荒れだったという。
「2人が退出した後、取材陣が、会見ではわかりにくかった点や今後の問い合わせ先などを現場にいた美脚の女性スタッフ陣の1人に聞いたんです。すると彼女は、”問い合わせ先などは伝えられないし、私どもの名前も明かせない”と言い出したんです。それで、大揉めに。“じゃあ、今後どうしたらいいんだよ”と再び怒号が飛び交いました。すると、その状況を聞いた宮迫と亮が再び会見場に出てきてくれたんです。それで、宮迫は“本当に申し訳ないです。今後どのように対応するか本当に決まってないし、今ここにいてくれる方々には善意でやっていただいているので、今後、仕事をお願いするかわからないので、事務所名などを明かせないんです”と話したんです。亮は“今、僕たちは本当に『野良』なので……”と語っていましたね。おそらく女性スタッフは、弁護士事務所の関係者だと思われます」(同)
だが、事態はそこで終わらない。
「取材陣をスマホで撮り続けている怪しい男がいたんですよ。それで当然、“何を撮っているんだ?”となると、またその男も“僕が誰かなのかも語れない”と言い出すんです。”取材陣を撮ってどうするんだ?”と問われると“2人(宮迫と亮)に見せる”と。”でも2人の関係者かどうかは明かせない”と続けるんです。”名乗れないような人間がいてはいけない。今すぐ映像を消して出て行きなさい”と怒りの声が上がっていました」
最初に大騒動の発端となった記事を掲載していた『FRIDAY』(講談社)にも案内のFAXが送られていたという今回の会見。
「宮迫は記者に現在の肩書きを問われ、“僕は今、『雨上がり決死隊』なのか、元『雨上がり決死隊』なのか分からないんです”などと逐一丁寧に答えていて、最後まで真摯な対応をしていました。会場を離れるまでの約4時間、2人の真剣な気持ちをとても感じる会見でしたね……」(同)
衝撃の謝罪会見を行った宮迫博之と亮。果たして2人は今後、どうなっていくのだろうか……。