山田涼介&三宅健『セミオトコ』夏クール1の“泣けるドラマ”確定の画像
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 深田恭子(36)が大泥棒にふんする『ルパンの娘』(フジテレビ系)や、墓地にあるフレンチレストランが舞台という、石原さとみ(32)主演の『Heaven?~ご苦楽レストラン~』(TBS系)など、特殊な設定のドラマが続いている2019年の夏クール。7月26日にスタートするHey!Say!JUMPの山田涼介(26)が主演する『セミオトコ』(テレビ朝日系)もそのひとつだろう。

 山田涼介がふんするセミオトコは何かのたとえかと思ったら、まさかの本当にセミ! 舞台は都心からちょっと離れた郊外にあるアパート「うつせみ荘」。孵化したセミがその「うつせみ荘」に住む大川由香(木南晴夏/33)を幸せにするため、7日間人間の姿となり、奮闘するという物語だ。

 ただ、ここまで現実離れした設定ながら、王道の感動が期待できそうなのは、脚本が『ひよっこ』(NHK)や『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)を手がけた岡田惠和だからだ。『セミオトコ』もファンタジーながら、ほのぼのと小さな幸せを丁寧に描き、心に染み入る一本になる予感がする。

 そして、このドラマで注目したいのが、由香の兄・健太を演じるV6の三宅健(40)だ。地元で伝説のヤンキー、しかもかなりのおバカという設定で、彼のとてもアラフォーには見えない童顔とアイドル性がどう生かされるか楽しみだ。愛らしい笑顔とはギャップの激しい毒舌で、『アウトデラックス』(フジテレビ系)などバラエティではおおいに個性を発揮している三宅だが、意外なほどドラマ出演は少ない。これを機に、俳優としてブレイクを果たすかもしれない。

 同じくブレイクの予感がするのが、「うつせみ荘」の住人の1人を演じる、やついいちろう(44)。岡田作品は『ひよっこ』に続き2作目。お笑いコンビ、エレキコミックのボケ担当として人気な彼だが、夫婦役を演じる南海キャンディーズ山崎静代とのコンビが、魅力を引き出しそうだ。

 また、アラフィフ世代にとっては、「うつせみ荘」の大家姉妹として、往復エッセイ『ああ言えばこう食う』(集英社文庫)コンビの檀ふみ(65)&阿川佐和子(65)がふんするのも胸アツなポイントだろう。もちろん、今田美桜(22)という次世代の注目株もしっかりと脇を固め、深夜枠ながらファミリーで楽しめそうである。

 金曜日の夜、寝る前に家族で“『セミオトコ』でテレビ前集合”も、いいかもしれない。

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