紀平梨花、17歳の誕生日によみがえる羽生結弦、浅田真央らの“あの伝説” の画像
※画像は紀平梨花のインスタグラムアカウント『@rikaskate0721』より

 フィギュアスケーターの紀平梨花選手(17)が7月21日、17歳の誕生日を迎えた。当日アップしたインスタグラムのストーリー上には、フィギュアスケーターの大庭雅選手(23)や滝野莉子選手(17)との2ショットや、姉の紀平萌絵さんとの写真をアップ。それぞれに誕生日をお祝いされたようで「ありがとう」と感謝をつづっていた。

「紀平といえばシニアデビューを果たした昨シーズン、いきなり浅田真央以来となるGPファイナル初出場&初優勝を飾り世間を驚かせた今、最も期待されるフィギュアスケーターの1人です。そんな彼女が“17歳”を迎えるとあって、今シーズンはますます彼女に注目が集まるはずです。なぜなら、実はフィギュア選手にとって“17歳”という年齢は、その後の活躍を占う重要なターニングポイントとなる年なんです」(スポーツライター)

 たしかに、過去をひもとくと、あの羽生結弦(24)は17歳3カ月で世界フィギュア選手権に初出場し銅メダルを獲得。これは日本男子史上最年少記録で、同大会で銀メダルを獲得した高橋大輔(33)とのダブル表彰台で“羽生結弦”の名を一躍世界に知らしめた。

「また、宇野昌磨(21)はシニアデビューをした17歳のときにグランプリファイナルで銅メダルを獲得しています。シニアデビューをしたシーズンにグランプリファイナルで表彰台に上がるというのは、当時、男子選手としては世界初の快挙でした。今、男子フィギュア界を牽引している2人は17歳で目覚ましい飛躍を遂げたと言えるのです。

 ちなみに浅田真央(28)が世界フィギュア選手権で初優勝したのも17歳のときでした。“17歳伝説”として語り継がれている諸先輩方のこのような過去から、紀平のこの1年にも注目が集まっています」(前出のスポーツライター)

 しかしフィギュア選手の“17歳”は、よいことばかりではない。

「2017年、大阪で開かれたグランプリシリーズ第一戦のNHK杯で銅メダルを獲得したロシアのポリーナ・ツルスカヤは、その後、怪我や体型の変化に苦しんだ末に今年5月に17歳という若さで競技生活からの引退を発表しました。“学業を優先したい”という本人の希望が理由だったのでけっしてネガティブな引退ではないのかもしれませんが、彼女の今後の活躍を期待していた世界中のファンにとっては残念なものになってしまいました」(前同)

 今季、紀平選手はフリープログラムに4回転ジャンプを入れることも視野に入れ、挑戦を続けているという。彼女の“17歳”が昨年を上回る飛躍の1年となることを願わずにはいられない。

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