松本潤(嵐)
松本潤(嵐)

 7月19日、のメンバー5人が、「NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター」として東京五輪関連の番組『2020スタジアム』の会見に臨んだ。

 この日の会見では、7月9日に亡くなり、12日に「家族葬」で見送られた、ジャニーズ事務所の代表取締役社長・ジャニー喜多川氏について、嵐のメンバーがコメント。

 二宮和也(36)は、「ちゃんとジャニーさんの思い、考え方を引き継いでオリンピックに参加できたらいい」と、東京五輪を夢の舞台として掲げていたジャニー氏への思いを語った。

 7月23日発売の『女性自身』(光文社)では、嵐とジャニー氏の深い関係性を紹介する記事を掲載。「5人じゃないと嵐じゃない。ずっと5人で嵐の精神を守り続けて」というジャニー氏の思いは今後も5人のメンバーの心に生き続けるとし、さらに2020年いっぱいで活動休止することになる嵐の、その後の展開を予想している。

 同誌は、ジャニー氏が培ってきたエンターテインメントのノウハウは、松本潤(35)に、色濃く受け継がれていると伝えている。

「松本は、ジャニーズ事務所の後輩を自宅に呼び、海外の最新舞台映像を見せているといいます。特に気にかけているのが昨年デビューした『King&Prince』だとか。また、来年の嵐のデビュー記念日である11月3日に、ファンイベントを開催したいと5人で話しており、松本は“ジャニーさんにも見てほしい!”というステージ計画があるようです。

 松本は活動休止後は海外の舞台芸術を学び、自身の演出力を高めたいと意欲に燃えているといい、ジャニー氏亡き後、ジャニーズグループのコンサートや舞台の演出やプロデュースを松本が手掛けることになりそうですね」(女性誌記者)

 7月9日発売の『女性自身』でも、松本は嵐のコンサートの演出や構成を担当しており、リハーサルでは自分の代役を立てて全体から細部まで確認して、コンサート全体を取り仕切っていると報じている。また、次期社長就任が確実だとされる藤島ジュリー景子副社長も、松本の才能を評価し、今後は裏方としても成長していってほしいと考えているという。

「6月18日に、ジャニー氏が病院に搬送されたという報道が出た後、7月1日にジャニー氏の容態を、ジャニーズタレントとして松本が初めて発表しました。7月4日発売の『週刊新潮』(新潮社)では、これからのジャニーズ事務所を代表するのは松本だということも世間に知らしめたかったとのでは、と考察しています。現在はJr.限定ですが、今後、ジャニーズタレントのプロデュースや演出は昨年いっぱいで芸能界を引退し、『ジャニーズアイランド』社長に就任し、裏方に回った滝沢秀明(37)が役割を担うと考えられていました。家族葬の際に、霊柩車の助手席に座り、ジャニー氏の遺影を抱えていたのも滝沢で、正統な後継者は滝沢だと言っていいでしょう。

 にもかかわらず、松本を“ジャニー氏の後継者”という見せ方をするのは、ジュリー副社長の意向が絡んでいると考えられます。さまざまな報道にもありますが、滝沢とジュリー副社長は現在、口も利かない関係だといいますから、対立する滝沢ではなく、“コントロールのできる松本”を、ジャニーズ事務所の本流は前面に出していきたいということなのではないでしょうか」(芸能プロ関係者)

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