三田友梨佳アナウンサー
三田友梨佳アナウンサー

 選挙のたびに各局横並びで放送する選挙特番。その中でも毎回のように話題になるのが、ジャーナリストの池上彰(68)がキャスターを務めるテレビ東京系の『池上彰の選挙ライブ』だ。

「この番組では、池上さんの歯にきぬ着せぬ発言や、当確や落選した候補者や政党幹部への“ぶっこみ”とも言える鋭い質問が毎回話題となります。視聴率も民放の選挙特番ではこれまで5連覇していました。しかし、7月21日の今回の参院選では異変が起こりました。有働由美子(50)と櫻井翔(37)がキャスターを務めた日本テレビ系の『zero選挙』が10.6%で、6.0%(ともにビデオリサーチ調べ、関東地区)だった『選挙ライブ』の6連覇を阻止したんです。ただ、テレビ関係者の間で注目を集めたのは、フジテレビの選挙特番だったんです」(制作会社関係者)

 フジテレビは、21日の19時56分より、選挙特番『Live選挙サンデー 令和の大問題追跡SP』を放送。宮根誠司(56)と加藤綾子(34)がメインMCを務め、フジテレビの伊藤利尋アナウンサー(47)と三田友梨佳アナ(32)も、開票キャスターとして出演した。

 その中で注目は三田アナだった。

「三田アナは、4月1日にスタートした報道番組『Live News α』でMCに就任して以来、報道キャスターとしての評価がうなぎ上り。フジテレビ関係者の間では、安藤優子(60)のように、本格派のキャスターになるのでは、とも期待されています。今回の選挙特番もフジテレビ内部では、“カトパンをキャスティングしているけど、ミタパンだけでもいいんじゃないか”という声も上がったと聞こえてきているほどだといいます。

 宮根も、かわいらしいルックスでアイドルアナとしても人気もあるのに、勉強熱心な三田アナのことを絶賛しています。宮根は三田アナに“ベタ惚れ”で、彼の中ではフジテレビのエースアナは三田アナという認識になっているようです」(前出の制作会社関係者)

 今回、三田アナは『Live選挙サンデー』で、北海道・上富良野町で遊説移動中の自民党・小泉進次郎議員(38)を直撃取材。

「この直撃取材が面白くて。今までの三田アナのイメージにはない、“ブラックミタパン”といった感じのVTRになっていたんです」(前同)

 三田アナは、「進次郎さんは人気ですとか、恵まれた境遇とか、そういうことに苦悩はあったんですか?」「いつか総理大臣にという気持ちはおありなんでしょうか?」「(総理としての)出番はない?」「日本の未来のために改革をしないといけないとお思いならば、自分が総理になって改革を求めていくという発想にはならないんですか?」と、数々の切り込んだ質問をぶつけている。

「切り込んだというよりは、ちょっといじわるな質問ですよね。ただ、視聴者の誰もが知りたいと思う、“小泉議員に総理大臣になる野望はあるのか”など、池上彰さんのような鋭い質問もありました。“ポスト安藤優子”とも言われていますが、安藤さんどころか、三田アナが目指しているのは池上彰なのではないかとも、関係者の間ではささやかれています」(同)

 真剣な表情で“女池上彰”となっていた三田アナ。それが功を奏したのか、フジの『Live選挙サンデー 令和の大問題追跡SP』の視聴率は6.2%。本家の『池上彰の選挙ライブ』(テレビ東京系)を0.2%上回ったのだった。今後、池上彰と化したミタパンが、フジテレビの報道に革命を起こす!?

あわせて読む:
・三田友梨佳アナ「宮根誠司もメロメロ」フジ新女帝の「致命的」弱点
・三田友梨佳アナ、フジ内「評価爆上がり」の意外な理由
・三田友梨佳らフジ女子アナ軍団「美ヒップ突き出し」八村塁に猛アピール!?