清原果耶
清原果耶

 吉沢亮山田裕貴岡田将生中川大志。このそうそうたる俳優陣、実はすべて連続テレビ小説なつぞら』(NHK)の出演者だ。ヒロインのなつを広瀬すずが演じる本作は朝ドラの100作目ということもあってか若手イケメンがそろえられ、「イケメンが大渋滞している」「『なつぞら』はイケメンしか出てこない」と、SNSでもうれしい悲鳴があふれている。

 しかし女優陣も実は若手の注目株が多数出演しており、さすがNHKが本気で作っている看板ドラマという印象だ。ここでは注目すべき女優陣を一気に振り返ってみよう。

 まずはヒロインのなつとともに育ち、姉妹同様の関係である夕見子を演じる、福地桃子だ。近年は『あなたには帰る家がある』『チアダン』(ともにTBS系)と民放の連ドラで活躍していたが、今回の『なつぞら』で知名度が全国区になった。実は哀川翔を父に持つサラブレッドだが、朝ドラをオーディションで勝ち取った実力派でもある。ツンとした演技から涙を誘う長ぜりふまで、若いながらしっかりとした芯があるので、今後もドラマや映画で活躍すること確実だろう。

 次の女優は東洋動画でなつの最初の同僚、モモッチこと森田桃代をみずみずしく演じている伊原六花だ。彼女は大阪府登美丘高校のダンス部員として活躍。2017年のバブリーダンスは高校の部活動の枠を越えて高く評価され、いろいろなメディアで話題となった。高校卒業後は前述の『チアダン』などに出演。今年は大人気ゲームの実写版映画『明治東亰恋伽』に主演を果たすなど、着実に女優としての階段をのぼり続けている。『なつぞら』では得意のダンスを披露していたが、今後も踊れて演じられる女優として活躍してほしい。

 3人目は清原果耶だ。17歳の若さにして朝ドラは今回が2作目の出演。なつと生き別れになった妹の千遥役で、放送まで出演することが発表されずサプライズ登場となったのは、それだけNHKの期待が高いということ。17年、神木隆之介主演の映画『3月のライオン』などヒット作で存在感を示した彼女は、今年になってからも山田孝之がプロデュースした『デイアンドナイト』や、『いちごの唄』といった注目映画にひっぱりだこ。確かな演技力と透明感ある美しさで、10代若手女優のトップランナーといえるだろう。『なつぞら』ではなつたちの前から去ってしまったが、再登場を願いたい!

 ほかにも元AKB48で女優として活躍している渡辺麻友は、なつの同僚アニメーターで今後も登場シーンが増えそうな三村茜を演じている。さらに歌手で女優の大原櫻子は、なつの初恋の相手、天陽(吉沢亮)と結婚した靖江役と、注目女優がたくさん登場している。

 イケメンだらけの男優陣に、この若手女優の面々……後世、『なつぞら』が“伝説のドラマ”と呼ばれることは間違いなさそうだ。

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