原辰徳巨人は優勝できない!?「ストッパーの致命的爆弾」の画像
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 7月16日現在、セ・リーグ首位を独走中の巨人。「打率、本塁打、総得点と攻撃面のチーム成績はリーグトップ。貯金もセ・リーグの勝ち星を独占し、ペナントレース前半で優勝を決めてみせた感もあります」(スポーツ紙番記者)

 4年ぶりのV奪還のため采配を振るう原辰徳監督も、さぞ、ご満悦と思いきや、悩みは尽きないのだという。その原因はリリーフ陣。

「絶対的な守護神がいないことが問題です。ストッパーにつなぐ中継ぎ陣の防御率も、4点近くとリーグ最下位。現代野球の勝敗を決するのは、リリーフ陣ですからね。このままの状態だと、後半戦にふとした拍子に投壊し、簡単に連敗してしまうかもしれませんよ」(ベテラン記者)

 最近の投手起用からも、原監督の焦りが見て取れる。「15セーブを挙げて、ストッパーに定着したように見える4年目の中川皓太でも、8回に投入されることがしばしば。中川は悪くはないんですが、ピシャリと3人で抑えることが少ないので、首脳陣の信頼を得られていないんです」(前同)

 中川の起用に象徴されるように、“勝利の方程式”も、いまだ“解”が見つかっていない状態だ。「今季の巨人のリリーフ陣は総動員態勢。11人もの投手が行き来している状態です。頼みのマシソンは病み上がりだし、全日本に選ばれたこともある田口麗斗も、左のワンポイントで使わざるをえない状況ですからね」(前出の番記者)

 そもそもの誤算は、ストッパーとして補強した助っ人のクックが早々に戦線離脱したこと。

 セ・リーグのV争いは、まだまだ続きそうだ。

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