櫻井翔(嵐)
櫻井翔(嵐)

「ジャニーズ事務所が『新しい地図』のテレビ出演に圧力をかけていたという件、かなり大事になっていきそうですよ」(芸能プロ関係者)

 元SMAPで、現在は『新しい地図』として活動する稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の3人。ジャニーズ事務所から独立した彼らを出演させないようテレビ局に圧力をかけた疑いで公正取引委員会が調査した結果、独占禁止法違反につながる恐れがあるとして、ジャニーズ事務所を注意していたと報道各社が7月17日に報じた。

 ジャニーズ事務所はホームページで、「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません」としながらも、「このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います」と、声明を発表した。

 7月18日発売の『週刊文春』(文藝春秋)でも、すでに各テレビ局や新しい地図の所属事務所「CULEN」に内部調査が入り、非公式ながらも注意を受けたテレビ局もあったと報じている。さらに7月25日の同誌では続報を掲載。

『週刊文春』の記事によると、『新しい地図』の3人を地上波に出さないよう、各テレビ局に圧力をかけていたのは、次期社長の藤島ジュリー景子副社長の側近で、の元チーフマネージャーのA氏だったと伝えている。

「あるテレビ局の幹部はA氏から元SMAP3人を取り上げた番組や尺の長さをリスト化したものを提示され、追及されたといいます。A氏はテレビ局サイドに“(元SMAPの3人が出演する)番組を終わらせろ”とは決して言わず、リストも見せるだけで持ち帰り、証拠を残さないと『週刊文春』では報じています」(芸能記者)

 7月25日発売の『女性セブン』(小学館)でも、ジャニーズ事務所の独禁法違反問題を取り上げている。

「『女性セブン』では公取委の本命はジャニーズ事務所よりもテレビ局の独禁法違反だと報じています。今後はテレビ局にもより厳しい調査が入ることが予想され、各局は公平さをアピールするために『新しい地図』の3人を積極的に地上波へ出演させることになるでしょうね」(前出の芸能記者)

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