蛭子能収
蛭子能収

 7月25日放送の『太川蛭子の旅バラ2時間SP』(テレビ東京系)で、蛭子能収(71)が珍しくファインプレーを連発し、太川陽介(60)や村上佳菜子(24)を驚かせた。

 今回、蛭子能収と太川陽介が村上佳菜子を旅のマドンナに迎えて挑んだのは、ローカル路線バスを乗り継ぎ、1泊2日で栃木県の日光東照宮から福島県の会津若松を目指す旅。一行は初日に日光東照宮から大田原市役所まで移動したのだが、そこから西那須野駅と那須塩原駅のどちらへ行くのか、太川と村上がバス待合室で迷っていた。

 そんな中、トイレから戻った蛭子能収が「太川さん、いまバスの方おったから」と大田原市役所のバス担当者を連れてきた。この人から那須塩原駅に行ったほうがいいとアドバイスを受けた太川陽介は、感激しながら「どこで出会ったの?」と蛭子に質問。トイレで偶然に出会ったという蛭子に対し、太川や村上佳菜子は「トイレで偶然、出会ったの!?」「めちゃめちゃファインプレー!」と蛭子らしくないファインプレーに喜んだ。

 また、那須塩原でホテルと宿泊交渉した場面でも、蛭子能収は空いているデラックスツインの部屋について「これもうちょっと安くならんすか? ちょっと苦しいんですよ」と価格交渉をするというヤル気満々の姿を披露。そして、3部屋を確保した蛭子が「俺がいろいろ、お辞儀したりしたから」と太川陽介や村上佳菜子に自慢げに伝えると、ドヤ顔の蛭子に2人は大爆笑していた。

 しかし2日目、バスを2時間半も待つことになり、歩いて休憩できそうな場所を探しているときには、「なんかこれ、あれに戻った感じだね。『路線バスの旅』に。もうキツいからやめるって言ったのに、やめた意味がないじゃん。俺、もうキツくてキツくてたまらんから、やめたのに」と、いつもの蛭子能収に戻って愚痴をこぼしまくり。時間内でのゴールインが危ぶまれたが、最終バスになんとか乗車し、見事、1泊2日で会津若松にたどり着くことができた。

 4月からスタートした『旅バラ』だが、一昨年1月に終了した『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』(テレビ東京系)と比べ、視聴率で苦戦を強いられている。そんな番組の窮状を知ってか知らずか、蛭子能収もこれまでになく張り切っていたように見えたが、最後はいつもの蛭子節。ブレないところはさすがだ。

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