水毒症や猛毒タコにも要注意! 夏のヤバイ病気「死なない鉄則」
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 この季節は、体調を壊すことも増え、病原菌や危険生物も活動的になる。夏を生き抜くための方法を知ろう!

 暑くなるとやれビアガーデンだ、納涼会だと浮かれ、盆休みや夏休みは家族旅行や里帰り。夏の終わり頃になると毎年、バテバテになる――こんな人も多いのではなかろうか。猛暑の中を遊び回ったツケがジワジワと体を弱らせるのだが、灼熱の夏を元気に乗り切るための健康10か条をまとめてみた。

 蒲田の名ホームドクターとして知られる『宮元通りクリニック』(東京・大田区)の渡會敏之院長によると、「夏は風邪で受診する患者さんが冬のピーク時と同じぐらい多い」と言う。「原因はエアコンや扇風機をつけたまま寝たり、職場の冷房の効きすぎ。いわゆる夏風邪なんですが、特に中高年は夏風邪で体調を壊して大病を呼び込むことも少なくありません」

(1)寝冷えや冷房の効きすぎに注意して、夏風邪をひかないようにする。夏風邪だと甘く見ず、体調が悪いときはしっかりと体を休ませる。これが夏に大病を呼び込まない一番の方法。夏場は冷房が効いた屋内(車内)と、暑い屋外を頻繁に出入りすることで起こる冷房病も増える。「冷房病は自律神経失調症なんですが、動悸や火照り、偏頭痛や腹痛、全身倦怠感などの症状が出ます。自律神経を正常に戻すには、規則正しい生活と睡眠時間をしっかり確保すること。そして適度な運動が大切になります」(前同)

 その冷房によって、夏場に冷え性になるケースも少なくない。「うちの治療院でもエアコンの使いすぎで体が冷え、肩こりや腰痛を訴える人が多いんです」 こう説明するのは、漢方医療に詳しい『和光治療院・漢方薬局』(千葉市若葉区)の平地治美院長(薬剤師・鍼灸師)だ。

 冷えを解消するためには、(2)風呂をシャワーだけですまさず、しっかり湯船に浸かる。これもポイント。「よい睡眠を得るためには、湿度の管理が重要です。寝室の湿度を50〜60%に保つ、汗が発散しやすい夏用のパジャマにすることなどが大切です」(前同)

(3)寝室の環境を夏仕様にする。これが快眠を誘い、猛暑を乗り切る力となる。夏になると、熱中症ではないにしろ、“暑さ負け”で来院する患者も増える。「60歳以上の高齢者は喉の渇きや暑さの感覚が鈍くなるんですね。これで熱中症の初期症状を起こすケースが多いんです」(前出の渡會院長)

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