菅田将暉
菅田将暉

 7月30日発売の『週刊女性』(主婦と生活社)が、俳優・菅田将暉(26)の驚異の役作りについて報じている。

 菅田は、7月26日より公開されている映画『アルキメデスの大戦』で主役の天才数学者を演じている。同作は『ドラゴン桜』でも知られる三田紀房のマンガが原作で、菅田の役どころは山本五十六の勧誘で海軍省に入る“100年に1人の天才”と呼ばれた数学者だ。

 今回、同作で数学者を演じるにあたり、撮影前に地道な努力をしていたと『週刊女性』では伝えている。

「菅田といえば、爽やかな好青年から狂気に満ちた人物まで演じ分ける“カメレオン俳優”の異名もある。今回、役作りのために撮影の2~3か月前から数学の勉強をしていたといいます。菅田が劇中で、黒板に難解な数式を書きながらプレゼンする場面があるのですが、菅田はこの数式をしっかりと理解して演じていたと『週刊女性』では報じています」(映画制作会社関係者)

 菅田は、もともと数学教師を目指しており、今回数学を改めて学んだことで、再び数学の魅力に目覚めたという。

「菅田は地元大阪の名門高校出身。高校時代は数学が得意で、数学を受験科目にして早稲田大学を目指していたともいわれています。なので、もともとかなりの数学力を持っていたんでしょう。ただ、菅田の執念の役作りは、ドラマ『ガリレオ』(フジテレビ系)で天才物理学者を演じた福山雅治(50)も脱帽でしょう。しかし菅田の努力は今回が初めてではないんです」(前出の映画制作会社関係者)

 2017年公開の映画『あゝ、荒野』では、菅田はボクサーを目指す青年を演じている。

「菅田はこの役のため、半年で12キロ体重を増やしてプロボクサー並みの体型を作り上げたといいます。さらに、7月26日放送の『A-Studio』(TBS系)に出演した菅田の口から、驚きの事実が明らかになりました。今年1月クールで放送され、話題を呼んだドラマ『3年A組―今から皆さんは、人質です―』(日本テレビ系)で教師役を務めた菅田ですが、ドラマの収録期間に“(生徒役の俳優たちと)ほとんどしゃべってなかった。笑顔は見せないって決めていた”と明かしたんです。生徒を人質に取るという役柄だったため、“仲良くしてしまうと厳しくできない”と、撮影現場でも徹底していたそうです」(芸能プロ関係者)

『3年A組』では生徒役で出演し、『A-Studio』ではサブMCを務めている上白石萌歌(19)は、菅田の役作りを「痩せていくっていうより小さくなっていく」と語った。これに対し、菅田は「筋肉をつけて痩せる、水分を断って痩せる、食事を断って痩せる」という3種類の減量方法をあたり前のように話し、MCの笑福亭鶴瓶(67)を驚愕させていた。

「菅田が演じたのは、すい臓がんが再発し、余命1年という中で、命を懸けて事件を起こす教師役ですから、痩せていくのは自然なことなのですが、なんと10キロも痩せたということで、役作りにあたって、22キロ近く増減させる、彼の労力、情熱には本当に周囲の関係者もいつも驚かされるといいます」(前出の芸能プロ関係者)

 まだ26歳の菅田だが、日本を代表する俳優になっていくのは間違いなさそうだ。

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