サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)
サンドウィッチマン(伊達みきお・富澤たけし)

 今年6月に、南海キャンディーズ山里亮太が女優の蒼井優と結婚したニュースは、日本中を驚かせた。明るく面白いお笑い芸人たちは、老若男女に大人気。女性にモテても不思議ではない。テレビをつければ、若手からベテランまで、彼らを見ない日はない。ネタ番組だけでなく、トーク番組やロケなど、その人柄がかいま見られることもあり、より親しみを感じる人たちも多いだろう。そこで今回は、10~50代の男女200人に「実は人柄がいいと思うお笑い芸人」についてアンケート。好感度が高かった芸人たちを紹介しよう。

 第3位は、同率で明石家さんまサンドウィッチマン富澤たけしの2人が選ばれた。

 さんまといえば、現在、闇営業騒動で世間を騒がせている雨上がり決死隊宮迫博之について、「自分の事務所で面倒を見る」との発言が話題になるなど、面倒見のよい人柄で知られている。さんまを選んだ人からも「あけっぴろげで裏がないと思う」(58歳/女性/総務・人事・事務/香川県)、「プライベートで後輩とよく飲みにいくなど、後輩思いのエピソードが多いから」(26歳/男性/学生・フリーター/神奈川県)、「何となく人の良さがにじみ出ている。常に前向きな姿勢」(44歳/女性/千葉県)、「トークがうまい。司会者として出演者をフォローしてあげているところ。サービス精神旺盛。どんなときでも明るくしてくれる」(55歳/男性/総務・人事・事務/大阪府)といった意見が寄せられた。

 サンドウィッチマンのボケ担当である富澤は、見た目はコワモテだが、お酒が飲めず、1日中妻とメールでやりとりするほどの愛妻家として知られている。宮城県出身の富沢と相方の伊達みきおは、2011年3月11日、気仙沼でのロケ中に東日本大震災が発生し、被災したが、すぐさま復興支援に着手したことでも知られる。そういった活動を思い浮かべる人も多かったようで、「震災に対する思い。募金活動など(40歳/女性/青森県)、「地元愛を感じる」(23歳/女性/学生・フリーター/宮城県)という人や、「実際にお会いしたとき、ファンへの態度が優しかった」(23歳/女性/学生・フリーター/埼玉県)、「優しい顔。笑顔」(20歳/男性/熊本県)という声があった。

 第2位は、ANZEN漫才みやぞんがランクイン。

 東京都足立区出身で、同郷のあらぽんとコンビを結成。コントや歌ネタなどが得意で、『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)でも活躍中だ。素直で穏やかな性格で知られるみやぞんには、「番組の企画などで一生懸命頑張る姿。健気で謙虚。笑顔が多い」(25歳/女性/学生・フリーター/大阪府)、「テレビでの対応。ロンハーのどっきりで誰にでも優しかった」(25歳/女性/主婦/沖縄県)、「優しさと運動神経の良さ」(42歳/女性/主婦/北海道)、「素朴で純粋。何でも要求に応えるところ」(29歳/男性/公務員/神奈川県)、「発言、雰囲気、笑顔 すべてから人柄の良さを感じる」(45歳/女性/主婦/静岡県)、「今どきの芸人にしてはピュア過ぎる」(38歳/女性/大阪府)など、テレビ越しでも伝わってくる人柄が評価されていた。

  1. 1
  2. 2