菅田将暉
菅田将暉

 7月31日放送の『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に、俳優の菅田将暉(26)が出演。若者の買い物事情について言及したところ、菅田の金銭感覚に疑問を呈するコメントがネット上で相次いだ。

 菅田は映画『アルキメデスの大戦』で共演する俳優の舘ひろし(69)、女優の浜辺美波(18)らとゲストとして登場し、それぞれが悩みや疑問を専門家に相談した。その中で、「20〜30代の人って物欲あるの?」と若者の物欲について質問した菅田は、自身が出演した『ネプリーグ』(フジテレビ系)で「20〜30代の人で洋服代に月1万円以上使う人が何パーセントいるか?」というクイズを出題された際のエピソードを語り始めた。

 それによると、ほぼ100パーセントの若者が洋服代に月1万円以上使っていると思った菅田将暉は「90何パー(セント)」と答えたそうだが、正解は菅田の予想を大幅に下回る20パーセント台だったという。その話を聞いた番組MCの明石家さんま(64)が「ウソやろ?」と驚くと、菅田は「月に1万円ですよ!」と若者の物欲のなさに首をかしげていた。

 20〜30代の物欲が低下している理由について、マーケティング評論家の牛窪恵氏(51)はスマホの普及が影響していると指摘。続いて、脳科学評論家の澤口俊之氏が「怒ると物欲が高まる」と主張すると、主演ドラマ『3年A組-今から皆さんは、人質です-』(日本テレビ系)で教師役を演じ、怒るシーンが多かった菅田将暉は「ネットショッピングひどかったですね」と自分もそうだったと明かし、納得の表情を浮かべていた。

 だが近年、経済的に余裕のない若者が増えていることもあり、洋服代に月1万円以上使うのが当たり前と言わんばかりの菅田将暉の発言に、一部の若者は違和感を覚えたようだ。ネット上では「金銭感覚違うなって思ったし一般人のリアル知らないんだなってちょっと思ってしまった」「物欲がないんじゃなくて買いたいけど買えないのが原因だと教えてあげたい」「1万円って菅田将暉にとっては100円ぐらいの感覚なのかな」などといった菅田の金銭感覚に疑問を呈するコメントが相次いでいた。

 ひまなときは自らミシンを操り、好みの衣装を作るというほどファッションにはこだわりを持っている菅田将暉。そんな菅田にとって洋服代にお金をかけるのは、至極当然のことかもしれないが、経済的な理由で服を買えない若者たちにしてみれば、菅田の発言は受け入れ難いものだったようだ。

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