■若い女性と混浴したい?

志村「ワハハ。香帆ちゃんは今回、ゆまちゃんからお風呂のシーンを譲り受けたんだもんな」

高嶋「はい。志村さんと一緒にお風呂に入るシーンを、今回は私がやらせていただきます」

ゆま「やっぱり、志村さんも若い女性と混浴したいだろうなぁと思って、泣く泣く譲りましたよ(笑)」

志村「ゆま先輩に押しつけられたんだろ?」

高嶋「いえ、そんな……」

磯山「アハハ。でも、香帆ちゃんがお風呂シーンをすることで、コントも違った感じになりましたよね」

ゆま「お稽古中も、志村さんは、ふざけたアドリブばっかり入れてますもんね」

磯山「稽古中のアドリブがまた面白いんですよね。映像に撮って、テレビで放送したいぐらい」

志村「まあ、稽古も本番もそうだけど、舞台に立っている俺たちが楽しんでないと、お客さんも楽しい気分になれないんだよ。俺たちが心底、楽しそうにやっていれば、お客さんも“あの輪の中に自分も入りたい”と思ってくれるんだよね」

ゆま「なるほど。そういう気持ちで舞台に挑めばいいんですね。緊張している場合じゃないですね」

志村「緊張すること自体は悪くないんだよ。むしろ、緊張しないで舞台をやるのは、お客さんに失礼だからね」

高嶋「あの~、志村さんも緊張されることがあるんですか?」

志村「もちろん、毎回、舞台のときは緊張してるよ。俺も磯山さんのような“強い心臓”が欲しいね」

磯山「強くないって(笑)」

ゆま「志村さんなりの、緊張を克服する方法とかはあるんですか?」

志村「それはもう、稽古をみっちりやって、“これだけやれば大丈夫”という自信をつけるしかないね」

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