城島茂(TOKIO)
城島茂(TOKIO)

 8月4日放送の『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)で、DASH島の反射炉がついに稼動したが、ドタバタすぎる展開に視聴者から厳しいコメントがネット上で相次いだ。

 この日の番組では、先日完成した反射炉が稼動する様子が放送された。まず、城島茂(48)と松岡昌宏(42)が300キロの鉄クズを炉内に並べると、燃料に着火。番組スタッフとともに専用の道具で炉内に空気を送り続けながら、15分おきに燃料を追加し、鉄クズが溶けるのを待った。

 そして、着火から6時間が過ぎたところで、城島茂らは炉内の温度が鉄の融点に達したと判断。溶けた鉄が流れ出る栓を開けたが、残念ながらそこにドロドロとした鉄の姿はなかった。こうした状況に、成功を信じていた城島や松岡昌宏は「温度は上昇してるはずなんだけどな」「溶けてないな! なんでだ!」と落胆の声を上げていた。

 その1週間後、専門家を招いて鉄が溶け出さなかった原因を調査したところ、炉内の構造や煙突の高さ不足が温度上昇を妨げていたことが判明。そこで、溶かす金属を鉄よりも溶けやすい銅やアルミに変更した城島茂らは、それらのクズを埼玉県川口市の工場で入手し、反射炉での金属溶解に再びチャレンジした。

 炉内の温度が上昇する中、ちょうどいい頃合いで、城島茂は栓を開けようとしたが、栓の手前で溶けた金属が固まってしまうトラブルが発生。背に腹は代えられないと考えた城島らが、やむなくハンマーで反射炉の壁を一部破壊すると、ようやくドロドロに溶けたアルミが流れ出てきた。

 反射炉が日本で稼動するのは約150年ぶりだったこともあり、その歴史的瞬間を目のあたりにした松岡昌宏や城島茂が「来た来た! 来た!」「すごい迫力!」と大興奮。この快挙に、ネット上ではTOKIOのメンバーや番組スタッフを称賛する声が相次いでいた。

 しかしその一方、鉄を溶かすことができなかったほか、丹精込めて作った反射炉の壁を破壊したり、溶けた金属を流し込む鋳型を用意していないなど、ドタバタな展開に一部の視聴者はガッカリしたようだ。「これ成功なの?」「反射炉計画は事実上の失敗で終わり?」「あんなに時間かけて頑張ったのに不完全燃焼感」などといった厳しいコメントも、数多くネット上に見受けられた。

 番組の最後に「これで島にある金属を蘇えらせることができる」というナレーションが流れていたことから、反射炉の企画はこれで終了ではないようだ。今回、ガッカリしてしまった視聴者は、次回の反射炉企画に期待しよう。

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