滝沢秀明
滝沢秀明

 7月29日付の『FRIDAYデジタル』が、ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏の「お別れ会」が9月4日に、東京ドームで執り行われることになると報じた。

 ジャニーズ帝国を一代で築き上げたカリスマ的プロデューサーのジャニー氏が亡くなった今、今後のジャニーズ事務所のキーマンになると考えられるのが、昨年いっぱいで芸能界を引退し、『ジャニーズアイランド』社長に就任した滝沢秀明(37)だ。

 7月12日に行われたジャニー氏の「家族葬」の後、ジャニー氏を乗せた黒塗りの霊柩車が『ジャニーズアイランド』が入るビルの地下駐車場から現れ、その際、喪主が座る助手席には、遺影を胸に抱いた滝沢が座っていた。このことからもジャニー氏の正統な後継者は滝沢だと、業界関係者の間ではささやかれている。また、ジャニー氏は生前、滝沢とともにジャニーズJr.改革に取り掛かろうとしていたという報道もある。

 事情を知る広告代理店関係者は話す。

「少し前、関西ジャニーズの新しいプロジェクトの打ち合わせがあったのですが、その席には滝沢社長だけでなく、関ジャニ∞大倉忠義(34)も同席していたといいます。

 驚いたのは、打ち合わせ中、9割以上は大倉が意見やアイデアを出したりして、話していたということ。一方で、滝沢社長はほとんどしゃべらなかったとか。打ち合わせに同席していた人からは、“滝沢社長があんなにしゃべらないのはやはりお飾り社長だから?”なんて声も上がったそうです」

 今年から完全な裏方に回り、『ジャニーズアイランド』社長に就任した滝沢。しかし、同社の発行済株式の総数200株のうち、滝沢は1株も持っていないといい、“お飾り社長”だという声も一部であった。

「まあ、その打ち合わせは関西ジャニーズの今後について話し合うものだったので、あえて滝沢社長は大倉に任せたのかもしれません。大倉は、同じく関ジャニの横山裕(38)とともに、関西ジャニーズJr.の指導役にも抜擢され裏方としての仕事もこなしていました。最近の『ジャニーズWEST』や『なにわ男子』の活躍も、横山と大倉の頑張りの賜物だと、評価されていますね」(前出の広告代理店関係者)

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