木村拓哉
木村拓哉

 ジャニーズ事務所社長であるジャニー喜多川氏の逝去や、ジャニーズ事務所から元SMAP3人への圧力報道。さらには2020年いっぱいでのの活動休止や関ジャニ∞の活動休止報道などなど……。

 カリスマプロデューサーであるジャニー氏の逝去、嵐の活動休止を前に、転換が迫られているジャニーズ。今回は、テレビ・雑誌で活躍する芸能レポーター、ワイドショーディレクター、ワイドショープロデューサーの3人に、上半期に起きたジャニーズ関連のニュースについて語ってもらった。

■情報解禁前にキムタクが中国ファンに向けてフライング投稿

「6月18日の夕方、一部メディアでジャニーさんが病院に緊急搬送された、という報道があって以来、ワイドショー関係者や週刊誌、スポーツ紙記者は裏取りに奔走していましたね」(芸能レポーター)

「約2週間後の7月1日に、嵐の松本潤(35)の口から、ようやくジャニーさんがくも膜下出血で倒れ、入院していることが明らかになりましたが、改めてジャニーズ事務所による、マスコミの情報統制のスゴさを感じる一件でもありました」(ワイドショープロデューサー)

「確かに。それで7月9日にジャニーさんが亡くなったことを受け、ジャニーズ事務所からマスコミ関係者に“23時30分に情報解禁”というお達しが出たんだけど、それから少し後に元SMAPの木村拓哉(46)が、SNSでジャニーさんが亡くなったことを匂わせる投稿をして物議を醸したんだよね……」(ワイドショーディレクター)

 7月9日23時51分、木村は中国版ツイッター「微博(Weibo)」に、中国語で「Johnnyさん、ずっとここまで走り抜きました。ゆっくり休んでください。拓哉」と投稿している。

「彼はSNSは微博しかやってないから仕方ない。それでも、ものすごく違和感ありましたよね。一部の日本のファンからも、“いきなり中国のファンに向けてなの⁉”“日本のファンよりも中国のファンを大切にするのか”といった声も上がりましたね」(ワイドショープロデューサー)

「全然話がズレちゃうんですけど、キムタクが微博に投稿するファッションもダサいと、一部では話題になってます(笑)」(芸能レポーター)

「ジャニーさんの逝去にあたって、ジャニーズタレントだけじゃなく、ジャニーズ事務所を退所した、川崎麻世(56)や、ONE OK ROCKのTaka(31)といったタレントたちも、ジャニーさんへの感謝のコメントを出しましたね。それだけジャニーさんの影響、薫陶を受けて、感謝しているということなんでしょう」(ワイドショープロデューサー)

「その中でも一番かっこよかったのは間違いなく、赤西仁(34)ですよ! KAT-TUNを脱退し、ジャニーズ事務所退所後はソロシンガーとして活動する赤西による、“ジャニーさんに捧げる”オリジナルソング『Johnny』。エンターテインメントを何より大事にしてきたジャニーさんの想いに沿った追悼のやり方だったんじゃないでしょうか」(芸能レポーター)

「確かに。赤西の追悼ソングには、ジャニーさんへの感謝やジャニーさんが亡くなったことへの悲痛などなど、さまざまな赤西の思いが感じられたね」(ワイドショーディレクター)

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