山里亮太(左)と蒼井優
山里亮太(左)と蒼井優

 ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏の逝去、ジャニーズ事務所による元SMAPへの圧力報道、雨上がり決死隊宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)の闇営業謝罪を端に発する一連の騒動などなど……。

 まだ半年しかたっていないにもかかわらず、芸能界を揺るがすさまざまなニュースが報じられた上半期。最終回となる5回目は、テレビ・雑誌で活躍する芸能レポーター、ワイドショーディレクター、ワイドショープロデューサーの3人に、「闇営業」と「ジャニーズ」以外の芸能ニュースについて語ってもらった。

■新井浩文・ピエール瀧・田口淳之介の逮捕…

「闇営業とジャニーズ以外でも、2019年上半期は、芸能人がらみの事件が多かった。新井浩文(40)が逮捕されたのが今年の2月だからね。いろいろニュースがありすぎて、去年の事件かと勘違いしている人も少なくないと思う」(ワイドショーディレクター)

 2月1日、俳優の新井浩文が、昨年7月1日、自宅で派遣マッサージ店の女性従業員へ暴行を働いたとして、強制性交の容疑で逮捕された。2月21日に東京地検により起訴され、弁護人が25日に保釈を請求、27日に保釈が認められた。

「バイプレーヤーとして数々の映画やドラマに出演していた新井だけに、公開予定の映画や過去の出演作品への賠償金もかなりの額になると言われていますよね」(芸能レポーター)

「起訴から約半年がたとうとしていますが、公判が延びています。理由としては和解交渉が決裂したためだと言われています。被害者女性と新井サイドで連絡がとれない状況にあるみたいで、今後どのような決着になるのか……」(ワイドショープロデューサー)

「新井の逮捕から約1か月後の3月12日にはピエール瀧(52)が違法薬物で逮捕だからなぁ」(ワイドショーディレクター)

 瀧には、6月18日の判決公判で、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決が下っている。

「瀧の生活を当面支えるといわれていたのが、自身が経営する中目黒のおでんバーでした。瀧は、ミュージシャン、俳優、タレントだけでなく、飲食店経営者という顔もあったんです。瀧は、中目黒で10年以上、地元静岡のおでんを提供するバーを経営していました。ところが、5月初旬にビルのオーナーから“出て行ってくれ”と言われ、立ち退きになってしまったんです」(ワイドショープロデューサー)

「瀧の逮捕後から、テクノユニット『電気グルーヴ』メンバーの石野卓球(51)のSNS投稿が物議を醸しましたが、『電気グルーヴ』は日本以上にドイツをはじめとするヨーロッパで人気があります。おでんバーという収入源は断たれた瀧ですが、卓球のツイッターにそろって登場し、音楽誌の連載に臨んでいます。2人の絆は不変ですから、今後も電気グルーヴとして活動していくでしょうね」(芸能レポーター)

「薬物絡みでは、5月22日に元KAT-TUNの田口淳之介(33)も、大麻取締法違反の容疑で逮捕されていますね」(ワイドショープロデューサー)

「内縁関係にある女優の小嶺麗奈(38)と一緒に逮捕されて、保釈時には湾岸署の前で田口が土下座、初公判では2人の“結婚宣言”も飛び出し、まさに劇場型カップルの逮捕と裁判になっているね」(ワイドショーディレクター)

「ジャニーズ出身で、今も女性ファンが多い田口ですから、結婚宣言でファンはかなり減ってしまったでしょうね。今後の芸能活動は、想像以上に厳しくなりそうです」(芸能レポーター)

 7月30日の公判で判決が言い渡される予定だったが、検察側が変更を請求。新たな期日は未定だという。

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