『だから私は推しました』桜井ユキの言葉にヲタ涙「壮絶すぎ」の画像
※画像はNHK『だから私は推しました』番組公式ホームページより

 NHKのよるドラ『だから私は推しました』で、地下アイドルオタクの主人公を演じる、桜井ユキ(32)の演技が刺さると、視聴者の間で話題になっているようだ。

 8月10日放送の第3話は、自身が地下アイドルオタクであると公表していないことを後ろめたく思っていた愛(桜井ユキ)が、推しアイドルのハナ(白石聖/21)がライブを行うショッピングモールで、タイミング悪く会社の友人たちに遭遇してしまうという展開。

 ライブ会場の野外ステージに行かせないよう、友人たちをお茶に誘う愛だったが、そこにライブのチラシを配っているハナが来てしまう。なんとかハナとの関係をごまかした愛だったが、友人が「今は名乗れば簡単にアイドルになれる」「身のほどをわきまえろ」などと地下アイドルをバカにしたため、愛は突然怒り出してしまう。

 友人に向かって、愛は「誰かの許しがないとやりたいこともやっちゃいけないの?」「誰かに望まれないと立ちたいとこにも立っちゃいけないの?」「誰が決めたのそんなこと」「いつの間にそんな決まりができたのかって聞いてんのっ!」と、一気にまくし立ると、自分が地下アイドルのオタクでありハナを推す理由を告白。

 しかし、友人はそんな愛を「(アイドルとオタクの)共依存」だと切り捨て、「カウンセリングを受けたほうがいい」と、見下したようなアドバイス。すると、愛は涙を流しながら「ごめんね」と友人たちに別れを告げ、ライブ会場へと向かう大階段で立ち止まると、吹っ切れたような笑顔を見せた。

 そして、ステージ前に待機していたヲタ仲間に「友達は?」と心配されても、愛は「スッキリした!」と笑うと「好きなものを好きと言えるって、いいね」と言い、ステージに登場するハナたちを思い切り応援。そんな愛を見て、ハナも笑みを浮かべていた。

 この、地下アイドルとオタクに対する偏見を吹き飛ばすような愛の言動に、視聴者は「泣いたよ。全ヲタは見るべき」「なにかと刺さるシーンが多い。自分もヲタクであることは職場にはオープンにしてなくて、やっぱりどこか後ろめたさがあるから」「ヲタバレシーンは壮絶すぎた。ヲタの縮図がコンパクトに描かれてるし、毎回泣かせるし、クオリティ高すぎる」などと、共感と称賛の声が相次いでいた。

※画像はNHK『だから私は推しました』番組公式ホームページより

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