タモリ
タモリ

 群雄割拠の芸能界で、今なおトップを走り続ける5人。彼らの活躍の裏には驚くべき“秘法”が隠されていたのだ!

「闇営業問題に揺れる吉本興業。その解決のキーパーソンともいわれているのが明石家さんまさんです。64歳にして、ますます存在感が増しているのは驚くばかりです」(お笑い関係者)

 さんまだけではない。現在のテレビ界のトップに君臨しているのは、ビートたけし(72)、タモリ(73)、そして、さんまよりも年長の笑福亭鶴瓶(67)も6本ものレギュラーを抱え、最前線で戦っている。超人的な仕事量を長年にわたってこなしている彼ら。その健康を支えている秘法とはなんなのか。

 まずは、たけしだが、「朝起きたら、まず野菜ジュースをたっぷり飲み、その後は晩飯まで何も食わない」と、2012年発売の『週刊ポスト』で自身の連載に綴っていたように、“一日一食健康法”を実践しているようだ。「晩ご飯はある程度食べるものの、それでも炭水化物はほとんど取らないといいますから徹底しています」(芸能記者)

 医師の山下真理子氏は、この一日一食健康法について、こう解説する。「食べたいだけ食べるような食生活だと、カロリー過多で、生活習慣病の元となってしまいます。空腹で困るようなことがなければ、高齢者にとってはいい食習慣だと思います」

 さらに、たけしが71歳からピアノを本格的に習い始めたことも、健康に大きく寄与しているようだ。「中高年がピアノレッスンを受けると、ヒト成長ホルモンのレベルが上昇し、アンチエイジング効果が得られるうえに、生活に音楽を取り入れることで、免疫反応が向上することも証明されているんです」(前同)

 これなら、まだ当分は、たけしの毒ガストークが楽しめそうだ。

 お次はタモリだが、こちらも、たけし同様“一日一食”の実践者。芸能リポーターの川内天子氏によると、「タモリさんは、料理の腕がプロ並み。さらに栄養士並みの知識もあって、ご自身の食事を完璧にコントロールされていますね。だから、この30年くらい、体重が変わっていないんです」

 12年には、午前5時の一日平均7キロもの“高速ジョギング”の様子がフライデーされている。「司会を務める『Mステ』(テレビ朝日系)で、B'zの稲葉浩志と“やっぱり朝はいいよね。運動は午前中に全部すませるといいらしいよ”とジョギング談義で盛り上がっていました。街歩き番組『ブラタモリ』(NHK)で見られるタモリの健脚ぶりも納得です」(テレビ誌記者)

 また、石鹸で体を洗うことなく、湯船に10分以上浸かるだけという“タモリ式入浴法”も、彼の健康を支えている。「石鹸は、余分な皮脂と一緒に、細菌の感染や乾燥を防ぐ皮膚表面の膜を洗い流してしまい、体の抵抗力を弱めてしまう可能性がある。多くの専門家もタモリ式入浴法を薦めています」(医療ジャーナリスト)

 前出の山下氏は、このタモリ式についてこう話す。「石鹸で体を洗うかどうかは、健康を左右するほどのことではないかもしれません。むしろ、湯船にゆっくり入って十分にカラダを温めていることが免疫力を高めるために重要なのでは」

  1. 1
  2. 2
  3. 3