小栗旬
小栗旬

 文豪・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を、写真家で映画監督の蜷川実花(46)が構想7年を経て映画にした『人間失格 太宰治と3人の女たち』が、9月13日より公開される。

 同作では、正妻と2人の愛人という、3人の女性と関係を持ちながら破滅的な生活を送り、自殺未遂を繰り返した末に、愛人と玉川上水に身を投げることになる太宰と、彼を取り巻く3人の女たちの目線から、事実をベースにしたフィクションとして描くという。

 主人公の太宰を演じるのは小栗旬(36)。また、太宰の正妻・美知子を宮沢りえ(46)、作家志望の愛人・静子を沢尻エリカ(33)、太宰にとって最後の女となる富栄を二階堂ふみ(24)と、各世代を代表する豪華女優陣が太宰を取り巻く女性たちを演じることになる。

 さらに、成田凌(25)、千葉雄大(30)、瀬戸康史(31)、高良健吾(31)、藤原竜也(37)と、男性俳優陣にも豪華キャストが集結したこともあり、公開前から話題を呼んでいる。

「映画では小栗演じる太宰と、3人の女性たちによる激しいラブシーンもあり、二階堂はバストトップも披露する渾身の力を込めた演技を、また、宮沢と沢尻も激しい濡れ場を演じていて、かなり攻めた映画に仕上がっています。愛が重要なテーマとなっているだけに小栗もだいぶ入れこんだのか、撮影中や撮影後、ヒロインの3人の女優全員を口説いていたというから驚きです」(映画制作会社関係者)

 “ラブシーンを演じるからには本当に相手のことを好きになる”という姿勢で撮影に臨む俳優も少なくない。

「これまで数々の浮き名を流し、プレイボーイとして名高い小栗。撮影後や撮影の合間に“この後、時間ないですか?”とそれぞれを誘っていたそうですよ。まあ、主演俳優としてヒロインとの仲を深めるという意味合いだったかもしれませんが、3人ともにしっかりイクとは“さすが!”としか言いようがありませんよね(笑)」(前出の映画制作会社関係者)

 宮沢はV6の森田剛(40)と2018年に結婚。沢尻はファッションデザイナーの男性と交際中で、また、二階堂は元『MEN‘S NON―NO』(集英社)モデルで、現在はクリエイターとして活動する男性と、それぞれ『FRIDAY』(講談社)が熱愛を報じている。

「3人とも夫や恋人がいるわけですから、小栗といえどもあっさり玉砕したといいます。どうやらLINEは交換できたようなんですけど、そこどまりだとか。もちろん小栗も妻子ある身ですしね。ただ、それでも口説きにいくというのは、破天荒だった昭和の銀幕俳優たちを彷彿とさせて、実にいい。今回だけでなく、約4年前には今、話題のハーフ美女とも夜の街に消えていったところを共演者に目撃されたというエピソードもありますから、関係者からは“改めてスゴいな”という声も上がりました(笑)。

 それに正妻がありながら愛人との交際を続けた太宰の姿とも重なります。小栗は役作りも徹底的に行う俳優として知られていますから、太宰という役に入り過ぎてしまったのかもしれませんね」(前同)

「恥の多い生涯を送って来ました」という一文が名高い『人間失格』。ダメ男・太宰が憑依した小栗の演技で、大ヒットすることは間違いなさそうだ!

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