■松潤をプロデュースの中心に据えたいジュリー氏の思惑…
嵐の活動休止後、関ジャニ∞も事実上の活動休止、または解散することになるのではとささやかれている。
今年3月に『週刊文春』(文藝春秋)が、メンバーの錦戸亮(34)に脱退の動きがあると報じて以降、グループが活動を休止するのではないかと、現在もその動向が注目されている。
「関ジャニの横山裕(38)と大倉忠義(34)も、活動休止を見据えてなのか、関西ジャニーズJr.に注力しているといいます」(前出の芸能プロ関係者)
昨秋行われた関西ジャニーズJr.のコンサートでは、大倉がライブ全体の構成を、横山が企画コーナーの演出を担当したという。さらに昨年、関西ジャニーズJr.のメンバーで結成したユニット「なにわ男子」のプロデュースでは、大倉がダンスのアドバイスや、横山が企画コーナーの演出を考えるなどしていると『女性セブン』では伝えている。
「少し前、『ジャニーズアイランド』社長の滝沢秀明(37)と大倉が、関西ジャニーズの新しいプロジェクトの打ち合わせを行った際には、滝沢以上に大倉が意見やアイデアを出したりしていたとか。また、横山は、関西ジャニーズJr.の新たなユニット『Aぇ!group』の舞台演出も担当しています。横山、大倉ともに、関西ジャニーズJr.たちからの信頼も厚いようです。
そういったこともあり、ジャニーズ事務所に近い関係者から聞こえてきている話では、松本が『チーフプロデューサー』として、デビュー済みのグループを中心に東京のジャニーズJr.のプロデュースや演出を担当し、横山が『関西支社長』、大倉が『西日本担当プロデューサー』といったような肩書を持ち、裏方仕事にも力を入れていくのではないかといいます」(前同)
しかし、そうなると、芸能界を引退し、ジャニーズJr.の育成やプロデュースに専念する滝沢と松本との兼ね合いが気になるところだが……。
「やはり、松本と滝沢の仕事の被りというのは発生すると思われます。滝沢は8月8日のジャニーズJr.単独での東京ドーム公演を成功させ、さらに公演内でのSixTONESとSnow Manの同時デビューを発表するなど、プロデューサーとして軌道に乗りつつある。ところが今、報道では滝沢以上に松本の手腕に注目が集まっているのが現状です。
滝沢と松本の間に個人的な確執はないとは思いますが、滝沢とジュリー氏は口を利かないほど不仲だといいます。次期社長のジュリー氏としては、自身に反発する滝沢ではなく、“ジュリー派”といわれ、コントロールしやすい松本を制作やプロデュースの中心に置いておきたいという思惑を感じますね」(同)
ジャニー氏亡き後のジャニーズ事務所……9月4日の「お別れ会」後も、しばらく混乱が続きそうだ。