■80~90年代のジャニーズを支えた、キンキ・V6・少年隊も!?

 “ジャニー喜多川”という存在があったからこそ、ジャニーズ事務所にとどまっていたのがKinki Kidsの堂本剛(40)だという。

 剛は、ジャニー氏の逝去にあたって、以下の追悼コメントを出している。

「ジャニーさんへ この世の中にある すべての言葉と想いで綴っても 僕の胸の中は伝えることが出来ないよ。(中略)これからは 住む世界が変わってしまうけれど あなたが想えば…僕が想えば… いつだって繋がれるよ。(中略)あなたを愛しているという 変わらない毎日を大切に生きていくよ 愛しているよ ありがとう 宇宙一大好きだよ」

「コメントからも分かるように、剛はジャニー氏を深く慕っていて、ジャニー氏も剛を誰より可愛がっていました。剛は、ジャニー氏がいるからこそジャニーズ事務所に留まっていたタレントの筆頭だと言っても過言ではありません。

 6月18日にジャニー氏が病院に搬送された際に、関係者に対して“ジャニーさんが退くなら事務所を退所する”と話していたといいます。また、堂本光一(40)も今回は、“剛の意志を尊重する”“剛に従う”と言っていたそうで、嵐の活動休止後、Kinki Kidsも事務所を去っていくことになりそうです」(前出の芸能プロ関係者)

 V6も、2021年以降は活動休止状態になるかもしれないという。

「コンサートは2017年以降行っていません。一方で、リーダーの坂本昌行(48)は舞台で大活躍、長野博(46)はバラエティ番組、井ノ原快彦(43)は『出没!アド街ック天国』(テレビ東京系)やドラマ『警視庁捜査一課9係』(テレビ朝日系)で絶好調です。さらに、岡田准一(38)は日本を代表するアクション俳優として、その地位を確立しつつあり、ジャニーズ事務所を退所したいという意向もあると聞こえてきています。

 グループとしてはレギュラー番組『アメージパング!』(TBS系)が1本ありますが、この番組が終われば、グループとして活動していく意義がなくなる、とも言えそうです」(別の芸能プロ関係者)

 事務所の幹部として知られる東山紀之(52)が在籍する少年隊も解散を決断するかもしれないという。

「少年隊は、約13年以上もCDリリースもなく、事実上の活動休止状態。加えて、少年隊も所属していたジャニーズの関連会社であるレコード会社『ジャニーズ・エンタテイメント』が5月31日に事業を終了。ジャニーズの重鎮で、同社の代表取締役社長だったK氏が引退するのに伴い事業を終了するということですが、K氏の引退、そしてジャニー氏の逝去も重なったことで、少年隊は解散するのではないかと、業界関係者の間ではささやかれています」(前出のレコード会社関係者)

 嵐が活動を休止する2020年……その翌年となる2021年には、ジャニーズをけん引してきた5グループが活動休止、さらには解散を発表することになるのだろうか?

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