滝川クリステル
滝川クリステル

 1980年代芸能界には元ヤン・アイドルが誕生した。犯罪とは無縁のツッパリ美女だった!

 お笑い芸人の闇営業問題でクローズアップされた半グレ。今では犯罪に手を染めるなど社会問題化している。だが、昭和の時代には一切おらず、不良・ヤンキーの時代だといわれた。「1980年代はツッパリ全盛時代。いわば不良は弱者を助け、バイクに興じるなど古き良き時代。芸能界でもヤンキー出身のアイドルが続々誕生しました」(大手芸能プロ幹部)

■中森明菜はロンスカで闊歩

 80年代を代表するアイドルの中森明菜(54)は、ヤンキーの定番だったロンスカ(ロングスカート)に襟立てシャツという姿で地元を闊歩していたのだという。「明菜が中学校の卒業式で、不良たちと『特攻隊』と書かれた日の丸を囲み、記念撮影をした写真が残っています」(ベテラン芸能記者)

 中森にやや遅れてドラマのツッパリ少女役でデビューした中山美穂(49)は、芸能界入りする前からカバンをペッタンコに潰し、「中森のヘアスタイルをマネていたのは有名な話です。後に中山は自ら、元ヤンキーだったと“カミングアウト”。『ビー・バップ・ハイスクール』など、ツッパリがはまり役になるのも頷けるところです」(前同)

 一方、『極道の妻たち』で一躍有名になった高島礼子(55)は、学生時代から任侠映画の大ファンだったという。「高島は21歳で車のA級ライセンスを取得し、バイクの腕もプロ級。地元レディースに所属していたという噂もあるね」(映画関係者)

■北川景子や大島優子、吉瀬美智子も美しい不良

 意外なのは、クールビューティとして大人の色香が漂う女優・吉瀬美智子(44)の過去だろう。「吉瀬の元ヤン時代とされる写真が流出し、話題になりました。写真を見ると、長く肩に垂らしたワンレンの先を茶髪のメッシュに染め、定番のロンスカ姿。それでも、当時から顔はクールビューティでした(笑)。不良は不良でも美しい不良ですね」(ドラマ関係者)

 吉瀬のほか、美しい元不良ではと噂になっているのが北川景子(33)だという。「不良やヤンキーというより、正確に言うと“ギャル”。彼女はお嬢様学校を卒業しているんですが、流出した卒業写真のメイクが、お嬢様学校の生徒のわりには、濃いことが根拠になっているようです」(前同)

 また、元AKBの大島優子(30)も、中学時代は不良だったとされる。「大島は一時、髪を染めていたため教室に入れてもらえず、保健室に入り浸りの日々だったといいますよ」(音楽関係者)

 一方、飯島直子(51)は、中山と同様、自身で元ヤンだった過去を明かした数少ない一人。しかも、彼女の場合、“番長のオンナ”だったというオマケつきだ。「ゲストに、地元を案内してもらう番組『ウチくる?』(フジテレビ系)に、彼女の知人が登場。うんこ座りする飯島の写真の他、“ウチの中学でナンバーワンだったヤツ”、学校の番長と交際してたことが明かされたんです」(テレビ局関係者)

  1. 1
  2. 2