稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛
稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛

 7月9日、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で逝去した、ジャニーズ事務所代表取締役社長・ジャニー喜多川氏(享年87)。9月4日には、同氏の『お別れ会』が東京ドームで執り行われるが、この招待状が同事務所を退所したタレントにも送られていることが、8月20日、明らかになった

 退所組の中で、お別れ会に参加するかどうか最も注目されていたのが、元SMAPで、現在は『新しい地図』として活動する、稲垣吾郎(45)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(42)の3人だ。

 7月12日にジャニーズ事務所所属タレントのみで行われた『家族葬』に、中居正広(46)も参加していなかったため、お別れ会で元SMAPの4人が再集結するのではないかと、多くのメディアが取り上げていた。

「ところが、8月20日、都内で行われた『ウォルト・ディズニー・アーカイブス・コンサート』の発表会に出席した稲垣の口から“(当日は)ちょうど舞台が昼、夜の2回あるので……。行きたい気持ちはあるのですが、心の中で思っていたい”と、お別れ会を欠席することが明らかになったんです。

 さらに、草なぎと香取も、それぞれ映画の舞台あいさつなど、別の仕事が入っているため、欠席するようです。また、退所組では、郷ひろみ(63)と田原俊彦(58)も、お別れ会を欠席するのでは、と聞こえてきています」(芸能プロ関係者)

 郷は1971年、ジャニー氏にスカウトされジャニーズ事務所に所属。その後、『男の子女の子』をはじめとするヒット曲を連発。故・西城秀樹さん、野口五郎(63)とともに「新御三家」と呼ばれ、一躍トップアイドルに上り詰めた。

「ところが、1975年にジャニーズ事務所を退所。退所の理由は、“事務所の方針や意見の食い違い”だと言われています。ただ、当時はジャニーズ事務所も現在ほどの影響力を持っていなかったため、退所後も芸能界の第一線で活躍を続けることができたんです」(前出の芸能プロ関係者)

 また、田原は1980年に歌手デビュー。現在もジャニーズ事務所の幹部である近藤真彦(55)とともに、男性アイドルのトップとして君臨した。しかし、1994年3月に個人事務所を立ち上げてジャニーズ事務所から独立している。

「田原はジャニーズ事務所の反対を押し切って独立したといわれています。同年、長女が誕生した際に、記者会見を行いましたが、会見での“僕ぐらいのビッグになると……”という発言がマスコミに取り上げられ、世間からバッシングを受けます。事務所独立と“ビッグ発言”により、しばらくはタレントとして不遇の時代が続くことになります」(前同)

 お別れ会を欠席することを明らかにした『新しい地図』と同様に、郷も田原も、ジャニーズ事務所とひと悶着あって独立したタレントだ。

「だからこそ、ジャニー氏のお別れ会への出席をためらっているのかもしれないですね。ただ、『新しい地図』の3人は、自分たちが出席したら、注目がそこに集まってしまい、現場が大混乱に陥るのではないか、という大人の配慮で欠席を決断したとも言われています。郷も田原もそういった理由で欠席する、ということなのかもしれません」(同)

 9月4日、ジャニー氏のお別れ会には、誰が姿を現すのだろうか――。

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