中村倫也
中村倫也

 女優の黒木華(29)主演のドラマ『凪のお暇』(TBS系)で、安良城ゴン(中村倫也/32)が初恋の胸の痛みにとまどう姿が、多くの視聴者をキュン死させたようだ。

 前回、凪に「これからはただの隣人として、よろしくお願いします」と、合鍵を突き返されたゴン。「(自分にとってゴンは)おいしいちぎりパンをたくさん持ったかなり色っぽい女子中学生」だと凪に言われたゴンは、もらったちぎりパンを食べているうちに、胸の奥がチクっと傷むのを感じていた。

 8月23日放送の第6話では、ゴンがパリピ仲間のエリィ(水谷果穂/21)に凪との関係が終わったことを報告すると、「アンタが出会う女の子、みんなぶっ壊すから、そうなるんでしょ。少しは人の痛みを知れって」と言い捨てられる。すると、ゴンは胸のあたりが傷むと明かし、凪に会ったときだけ胸が痛んで「見つめ合うと、素直におしゃべりできない」と告白した。

 エリィはゴンの胸の内が分かったのかあきれたようにゴンの胸をパンチするが、これを見ていた視聴者は、ツイッター上で「サザンのTSUNAMIか!?」などと、ゴンのセリフがサザンオールスターズのヒット曲『TSUNAMI』の歌詞にそっくりだとツッコんでいた。

 続いて、凪はゴンが一緒にスイカを食べようと誘っても、友人の龍子(市川実日子/41)を救い出すためにそれどころでないと慌てて出かけてしまう。ゴンがガッカリしてうなだれていると、それを見ていた2階の住人の吉永緑(三田佳子/77)に誘われ、部屋で一緒に映画を見ることに。

 緑はゴンが胸の痛みの意味を知らないことを知ると、「だとしたら“初恋”ね、おめでとう」と、うれしそうに笑い、「そして、ご愁傷さま。ままならぬ愛と欲望の世界にようこそ。今度は自分が壊れる番ね」と、今後のゴンの恋の行方を暗示するように語りかけた。

 そしてドラマ終盤、アパートの住人たちと花火を眺めていると、凪はゴンを見つめながら顔を寄せ、キスをするのかと思わせたのだが、ゴンの頬にとまった蚊を叩き殺した。思わぬビンタにしとめられたようにゴンは凪に倒れかかると、ハグされながら「恋……しんど……」とグッタリ。ゴンの体調を心配する凪だったが、緑はニヤリと笑っていた。

 これを見ていた視聴者は、「恋に目覚めたゴンさん、かわいくて初々しい」「ゴンさん前まで当たり前のようにキスしてたのに初恋って気づいてからはドキドキしてるの最高やん」「突然のビンタで驚いた顔も、ハグの顔も全部かわいすぎや」などと、意外に恋の免疫がなかったゴンにキュン死したという声が相次いでいた。

 この放送では、平均視聴率が10.3%と、初回放送以来の2桁に復帰した。中村倫也、高橋一生の黒木華をめぐる恋模様が本格的に動き出しただけに、注目が集まっているようだ。

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