山口達也
山口達也

 8月29日発売の『女性セブン』(小学館)が、昨年4月に不祥事を起こし、ジャニーズ事務所を退所した、元TOKIOの山口達也(47)に、300分にわたるインタビューを敢行。その写真と肉声を、カラーグラビアも合わせて6ページにわたって掲載している。

『女性セブン』の発売日同日には、お笑いコンビ・チョコレートプラネット長田庄平(39)が、自身のインスタグラムを更新し、『女性セブン』に掲載された山口の姿を完コピする相方・松尾駿(37)の写真を公開するなど、山口の独占記事は、業界関係者にも大きな反響を呼んでいる。

 インタビューでは、山口の現状、被害者女性に対する思いや自身の更生、社会復帰、そして、解散や活動休止報道が噴出しているTOKIOやメンバーへの思いなどを語っている。

「山口のインタビューの端々には、『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)を長年見てきたファンを喜ばせるような言葉もあり、嬉しくなりましたね」(制作会社関係者)

 山口は現在、週に数日は寺に通い、読経や写経、境内の掃除などを通じて自分を見つめ直しているという。

「お寺の手伝い、いわゆる作務なのではと。山口は“私は大工仕事が得意なので、お寺が持つ山に入って、木の伐採なんかもやっています”と話しています。『鉄腕ダッシュ』では、番組の中心となって、大工仕事に取り組んでいましたからね。『鉄腕ダッシュ』での経験を活かして、現在もお寺を手伝っているというのはいいですよね」(前出の制作会社関係者)

『鉄腕ダッシュ』の人気企画『DASH村』で、山口はプロの大工の棟梁に弟子入りし、大工の基礎を教わり、古民家の解体や移築も山口が中心となって行われた。また、『DASH島 無人島を開拓できるか!?』では、基地となる舟屋や反射炉などの建設も、山口がいたからこそできたものだ。

 山口脱退後の今年5月26日に放送された『DASH島』では、島内の神社を再建するプロジェクトが始動。これまで、『DASH村』では古民家の改築、『DASH島』では舟屋を建てた経験を持つTOKIOだが、神社仏閣の再建は初めてとなる。そのため、リーダーの城島茂(48)は、福岡県の神社を視察し、宮大工から再建のノウハウを学んでいく場面が放送された。

 この日の『鉄腕ダッシュ』を見た視聴者からは、「建設業は山口達也の仕事だったのになぁ……」「神社の再建とか完全に山口メンバーの仕事じゃん」「(山口は)釘も使わないで(建築)できる技術を持っているのに……もったいない」と、本職顔負けの技術を持つ、“山口待望論”が巻き起こったことも記憶に新しい。

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