中村倫也
中村倫也

 元SMAPで、現在は『新しい地図』として活動する草なぎ剛(45)と、俳優の中村倫也(32)が、9月3日発売の『女性自身』(光文社)のインタビューに登場。

 2人は、9月6日公開の映画『台風家族』で兄弟役を演じている。『台風家族』は、当初、6月の公開が予定されていたが、映画に出演している新井浩文(40)が逮捕、起訴されたため延期になり、一時は「お蔵入り」も危ぶまれていた。

『女性自身』のインタビューでは、草なぎと中村が役者としてお互いをどう見ているか、映画の撮影時のエピソードなどを、仲睦まじく語っている。

「インタビュー中で驚いたのは中村の動物への興味、執着ですよ。“最近は巡り巡って昆虫の進化論をずっと調べています”、“昨日もエレベーターを待っていたらクモが落ちてきたからしゃがんでずっと見ていた”と、話していましたから、独特の世界観を持ってますね(笑)」(芸能プロ関係者)

 大の動物好きとして知られる中村。2月放送の『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)に出演した際には、動物園ロケに行き、動物の生態や歴史的背景について4時間も熱く語っていたという。

『女性自身』のインタビューでも、現在はハムスター2匹と古代魚の「ポリプテルス」を飼っていると明かし、さらに、「マメルリハ」というインコに似た鳥と、叶姉妹も飼育しているという「ベンガル」、もしくは「ノルウェージャンフォレストキャット」という猫も飼いたいと話している。

「ポリプテルス」という聞きなれない魚について、自然科学系出版社編集者に話を聞くと、

「ポリプテルスは、セネガルやスーダンなどの熱帯アフリカに生息する淡水魚です。中村さんがインタビューで話しているように、恐竜のような顔をしていて、パッと見はワニにも見えます。草なぎさんは、“恐竜みたいな顔”と聞いて、“ええ~”とドン引きしていましたが、愛好家も多い魚です。また、ポリプテルスは魚類と両生類に進化する分岐点にある動物と考えられています。約4億年前に現れた魚類といわれていて、その時代の魚類の多くが絶滅、姿かたちを変えていく中、ポリプテルスはその姿をあまり変えず生き残ったため、“生きている化石”とも称されています。

 ポリプテルスの中にも分類があり、種類によってですが、高い個体ですと20000円から50000円で販売されることもあります。平均寿命は10年、大切に飼えば15年ほどは生きるので、中村さんも愛情を持って飼育しているんじゃないですかね」

 ポリプテルス目ポリプテルス科に属する魚類には、「エンドリケリー・エンドリケリー」という名称の種類もいる。

「『エンドリケリー・エンドリケリー』といえば、Kinki Kidsの堂本剛(40)が2005年にスタートさせたソロプロジェクト名も『ENDLICHERI☆ENDLICHERI』でした。剛も、かつてポリプテルスを飼っていると話していて、ソロプロジェクト名も、この魚が由来で、“たくさんの羽を持つ”という意味もあるといいます。

 剛のソロプロジェクト名は現在、『ENDRECHERI』にリニューアルされましたが、引き続きポリプテルスへの思い入れを感じます。ポリプテルスは、個性派イケメンを惹きつける魅力を持った魚なのかもしれないですね」(レコード会社関係者)

 芸能界でも無類の動物好きな中村倫也。映画やドラマだけでなく、動物番組での活躍も見てみたい!

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