■現役のジャニーズタレントも囲み取材に応じる

 その後、献花を終え、囲み取材に応じられる芸能人は、取材会場内に設けられた囲みスペースで順次取材に応じたという。

「今回、『A』『B』『C』という3つ囲みが作られたんです。『A』が最もスペースが大きいメインの囲みで、井上公造さん(62)をはじめとする芸能レポーター、女子アナ、カメラマンも大勢いました。『B』が二番目に大きいスペース。ここにもたくさんの記者やカメラマンがいました。『C』は『A』と『B』にあふれてしまった参列者が取材を受けるスペースというような意味合いでしたね」(同)

 12時10分頃から献花を終えた芸能人がちらほら出てきたという。

「『A』ではみのもんた、『B』では和田アキ子(69)、『C』では武田鉄矢(70)が、まず取材に応じていました。その後『A』で爆笑問題の2人、『B』では元光GENJIの大沢樹生(50)、『C』で元ジャニーズタレントの中村繁之(51)が。爆笑問題の取材が終わったところで、タイミングよく、フッくんが現れて『A』で取材に応じ、その後『A』で川崎麻世(56)が話していました。その後、しばらく間が空いて現役のジャニーズタレントたちが現れたんですよ」(同)

 まず、『B』でKinki Kidsの堂本剛(40)と堂本光一(40)が取材に応じ、しばらくして『C』に近藤真彦(55)が誘導されたという。

「ジャニーズ事務所幹部でもある近藤が『C』スペースで取材を受けることに、現場取材陣の間でも“マッチが『C』でいいの?”とコソコソ話されていました。近藤も『C』に誘導される際、何度も『B』で取材を受けるキンキのほうを確認していました。“お前らが『B』で俺は『C』なの!?”って思っているふうにも見えましたね。事実、キンキのところには常に、記者が20人、カメラが10台ぐらいある一方、マッチの取材エリアは記者やカメラマンとも少なめでさみしい感じでした」(同)

 Kinki Kidsの剛は、「家族より長く一緒にいた人でもありますし、お父さんの代わりをしてくれたこともありますし、友だちみたいにしてくれたりもしました。ただ、一つ、謝らないといけないことがあり、それはジャニーさんのモノマネをしすぎたことです」と笑いを交えてジャニー氏との日々を振り返った。

「今も心に残っている言葉やメッセージはあるか」という質問に、光一は「それは“ユー、最悪だよ!”です」と切り出し、「(その言葉こそが)ジャニーさんの愛情なんだなと、もちろん分かっていますし、またそういうふうに言ってほしいです」と話した。

 その直後、の5人が姿を現したという。

「嵐は、空いている『A』に、当然のように誘導されました。嵐が姿を現した瞬間、取材陣は『A』エリアに殺到。カメラは50台ぐらいあったんじゃないでしょうか。嵐の登場で、ただでさえ寂しいマッチの『C』から、さらにカメラマンが『A』にごっそり移動。『C』はより寂寥感が漂う感じになっていましたね……。ただ近藤はまったく気にせず、ジャニーさんは小さなウソでも真剣に怒ってくれて感謝している、と話し、ジャニーさんは天国で、“ユー恥ずかしいよ、と言いながらも喜んでくれていると思います”と語っていました」(同)

 また、嵐の5人もそれぞれジャニー氏との思い出などを語り、松本潤(36)は「僕たちに何ができるのか、微力だとは思いますが、これからやりたかったことというのを、自分たちもその道をジャニーさんの思いと一緒に歩けたらいいなと思います」と、今後もジャニー氏の思いとともに、これからもエンターテインメントの道を歩みたいと話した。

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