矢沢永吉、69でも艶めく「やっちゃう男」名言集の画像
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 矢沢永吉(69)は、けっして衰えない――。9月14日に70歳を迎えるカリスマが今、ますます精力的に動いている。7月6日には、ロックフェス『ONE NIGHTSHOW2019』に出演。奥田民生氣志團ら実力派アーティストと競演した。「これは永ちゃんが初めて主催した音楽イベント。2万人を動員し、大いに盛り上がりましたね。大成功でしょう」(音楽ライター)

 大トリとしてステージに立った矢沢は、しびれるセリフを口にした。「海の向こうは、70過ぎてバリバリのロックシンガーいっぱいいます。日本、まだいません。俺やります、ヨロシク!」

 まさに、日本ロック界の先駆者としての“決意表明”といったところだろう。ただ、70歳という年齢は、矢沢本人にとって大きな意味を持っているようだ。「いろんなところを老いてみて“もうそろそろいいね”っていうのが絶対来る」

 これは、8月24日に放送された『ドキュメント矢沢永吉 70歳魂のレコーディング』(NHK)の中での発言だ。「9月4日に、7年ぶりとなるニューアルバムが発売。タイトルは『いつか、その日が来る日まで…』。70歳でリリースする今作を、自身の区切りと考えているようですね」(前同)

 なんとも意味深なタイトルだが、その理由は、同番組内で語られている。「番組で、矢沢は今作が“人生最後のアルバム”と明言。“あと何年歌えるか分からないから”と、覚悟を口にしていました」(同)

 しかし、矢沢の中の“ロック魂”が消えたわけではない。今回のアルバムに込めたメッセージとして、「同じ世代の人たちがこれ聴いて、“年取ることも、そんなに悪いことじゃないよね”というようなアルバムになってくれたら」と発言している。「自身の年齢をちゃんと受け入れて、今まで以上に前向きに、真摯に打ち込む。年老いて、ますますブレないですね」(音楽誌編集者)

 実際、番組では他にもポジティブな言葉を連発。「人生って面白い。バカかもしれないけど、ロマンティストでいたいね。これからの残りの人生」と、自身の今後を語れば、「男っつうのはさ、基本的にバカ。だから俺、ひとつだけ言いたい。バカをエンジョイして」と、人生の後輩たちへアドバイスを送っている。「永ちゃんの“バカ”には、すごく愛情を感じるんですよね。若者から年配の方まで、この番組で励まされた人は多いのでは」(前同)

 こんな70歳、カッコよすぎるぜ!

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