小栗旬
小栗旬

 俳優の小栗旬(36)が、本格的なハリウッド進出のために、妻の山田優(35)と2人の子どもとともに、生活拠点をアメリカに移したことが明らかになった。

 小栗は、以前からハリウッド進出を視野に入れており、すでに来年公開予定の映画『Godzilla vs. Kong』で、ハリウッド映画出演を果たしている。

「小栗がアメリカに移住する理由として、所属事務所に“中途半端な英語力では失敗する”と言われたためだと聞こえてきています。すでに渡辺謙さん(59)や真田広之さん(58)など、ハリウッドで成功している日本人俳優もいますから、小栗の活躍にも期待したいですね」(女性誌記者)

 最近では、ハリウッドのみならず海外の映画やドラマに出演し、英語で演技をする俳優も少なくない。渡辺謙は数々のハリウッド映画に出演、真田広之は長らくロサンゼルスに拠点を構え活動をしている。そしてジャニーズの山下智久(34)、亀梨和也(33)らも、映画やドラマ、インタビューなどで英語を披露している。

 そこで、幼少期に渡米し、現在もアメリカで仕事をする、在米歴20年以上の日本人女性に、彼らの英語力を判定してもらった。

■俳優の英語力をガチ判定

真田広之
英語レベル:☆☆☆☆☆
判定映像:『ラッシュアワー3』(2007年)、『たそがれ清兵衛』インタビュー(2010年)

「5人の中では断トツで一番英語が上手いです。日本人をはじめ、アジア人は英語を柔らかくしゃべる傾向があります。アメリカ人は英語を口の前のほうでしゃべるんですが、アジア人は喉の奥のほうでしゃべる、という感じなんですよ。

 アメリカでは、アジア人の柔らかいしゃべり方を“ソフト・スポークン”とも言うんですが、これがアメリカ人からすると聞き取りにくい。真田さんもソフト・スポークンではあるんですが、日本人特有の訛りが一切ない。真田さんが話している映像を見なくても、音声だけで英語が聞き取れるのも素晴らしいと思います」

渡辺謙
英語レベル:☆☆☆☆
判定映像:『Godzilla』(2014年)、『インセプション』インタビュー(2010年)

「大人になってから英語を学ばれたんだろうな、という印象です。日本人特有の訛りがありますし、グラマー(文法)を間違えることもあるようです。だけど、話し方が堂々としていて、英会話に必要な抑揚がしっかりあって、とても聞きやすい英語だと思います」

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