■加入プランに要注意

 だが、電力切り替えにあたっては、気をつけてほしいポイントもある。「ネットには、電気代が安くなるといわれて新電力に切り替えたら、逆に高くなったという口コミも散見されます。考えられるのは、加入プラン選びの間違い。夜間の電気代が安く、昼間は高いプランを選んだのに、むしろ昼間に電気をたくさん消費するようになってしまったという場合は、当然、電気代は上がってしまいますからね」(ジャーナリスト)

 さらに、多数の事業者の中には、ヤバい会社も紛れ込んでいるようだ。強引なゴリ押し営業によって契約させられてしまったという報告例も増えているという。

「口のうまさと勢いに負け、よく理解しないまま、複雑なプランにお年寄りが契約してしまうケースです。国民生活センターにこの手の相談、問い合わせが急増しているといいます」(前同)

 では、そうした悪質な事業者の餌食にならないために、どうしたらいいのか?

「絶対にダメなのは、電話営業をかけてきた人に『供給地点番号』を教えてしまうこと。これは“電気の住所”ともいわれ、個人情報と紐づけされたものなのです。しかも、この番号さえあれば、第三者が勝手に契約を結べてしまう可能性もあります。しつこく強引な営業電話をかけてくる事業者の狙いも、おそらくそのあたり。注意が必要です」(中田氏)

 もちろん、まっとうな電力会社のほうが多いことは言うまでもない。きっちり切り替えて得しよう!

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