９月５日、関ジャニ∞の錦戸亮（３４）がグループからの脱退とジャニーズ事務所退所を発表した。
関ジャニからは昨年、渋谷すばる（３７）が脱退している。今回、錦戸が抜けることで、関ジャニは、渋谷、錦戸というメインボーカル２人を失うことになるが、１１月からは新しい５人体制で４７都道府県ツアーを行うという。
２０２０年いっぱいで嵐が活動休止、関ジャニからも２年連続でメンバーが脱退し、戦力ダウンは必至。ジャニーズ事務所は屋台骨が揺らぎかねない状況だ。
そんな中、８月８日のジャニーズＪｒ.単独での東京ドーム公演の中で、Ｊｒ.内ユニットのＳｉｘＴＯＮＥＳとＳｎｏｗ Ｍａｎが、来年ジャニーズ史上初となる２グループ同時ＣＤデビューすることが発表された。関係者の間では、ジャニーズ事務所は嵐や関ジャニに次ぐビッググループを早急に作ろうと、本格的に動き始めたとささやかれている。
ＳｉｘＴＯＮＥＳやＳｎｏｗ Ｍａｎだけではない。錦戸の脱退も受け、関西ジャニーズも次のステージへ進もうとしているようだ。
その足掛かりとなるのが関西ジャニーズＪｒ.内ユニット「なにわ男子」のＣＤデビューだという。
「『なにわ男子』は関西の人気Ｊｒ.メンバーの７人で１８年１０月に結成されたユニットです。関西ジャニーズＪｒ.のユニット結成は、現在注目されつつある『ジャニーズＷＥＳＴ』以来、４年振りで、全国のファンから期待を集めています。
人気ナンバーワンメンバーの西畑大吾（２２）は、ＮＨＫ連続テレビ小説『ごちそうさん』や『あさが来た』に出演するなど、俳優としても頭角を現しています。さらに、デビュー前にもかかわらず、単独全国ツアーも決まっていて、まさに今ノリにノっている注目ユニットです。来年、ＳｉｘＴＯＮＥＳとＳｎｏｗ ＭａｎがＣＤデビューしますが、なにわ男子も年内、もしくは来年、ＣＤデビューがアナウンスされることになりそうです」（女性誌記者）
関ジャニメンバーの横山裕（３８）と大倉忠義（３４）は、関西ジャニーズのプロデュースにも注力している。
「横山と大倉は、昨年から関西ジャニーズＪｒ.のコンサートのプロデュースを担当していて、なにわ男子にも、プロデューサーとしてさまざまなかたちで関わっている。２月発売の『ＴＶガイド』（東京ニュース通信社）では、なにわ男子の７人と横山、大倉の９人で表紙を飾っています。コンサートでは主に、大倉がダンス、横山が企画コーナーを担当していますね。
大倉は“なにわ男子を西のＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅにしたい”と話していたこともありますが、大倉も横山も裏方の仕事にもすごく力を入れているようです。Ｊｒ.たちからの信頼も厚く、関西ジャニーズにいい刺激を与えていると思います。横山と大倉は5人になった関ジャニ∞の一員として、そして関西ジャニーズのプロデューサーとして今後、活躍していくことになります」（前出の女性誌記者）
ジャニー喜多川氏が逝去し、錦戸は退所を発表、ＴＯＫＩＯにも解散報道が出るなど、ジャニーズ事務所は大きく揺れている。変革期を迎えているジャニーズ事務所にあって、東は滝沢秀明（３７）、西は関ジャニの横山と大倉の指揮のもと、ジャニーズは新時代へ向かっていくことになりそうだ。
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