松本潤(嵐)
松本潤(嵐)

 7月9日に亡くなったジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(享年87)。その「お別れの会」が9月4日、東京ドームにて執り行われ、午前11時からの「関係者の部」にはジャニーズ事務所所属のタレント154名や数々の大物芸能人が参列した。

「お別れの会」では、ジャニーズタレントが招待客の前に出そろったところで、近藤真彦(55)が事務所の代表としてあいさつ。「ジャニーさんらしく、SHOW MUST GO ON。笑顔で見送ってほしい」と述べた。

 エンターテインメントに生きたジャニー氏が大切にしてきた「SHOW MUST GO ON(ショーは続けなければならない)」の精神は、ジャニーズタレントたちにとっても大切な言葉。この言葉を通して、ジャニー氏はエンターテイナーとしてのあり方を、所属タレントたちへ生涯にわたって伝えてきた。

「お別れの会」の最中も、ジャニーズタレントの口から「SHOW MUST GO ON」の言葉が聞こえていた。

 Kinki Kidsの堂本光一(40)は、ジャニー氏が亡くなった際に、書面で発表したコメントで、「ジャニーさんが注いできた舞台への愛情 そして僕自身にくださった愛情は計り知れないほど大きく ずっと大事に僕の中で生き続けます SHOW MUST GO ON この言葉を胸にこれからも」と、ジャニー氏に培われた「SHOW MUST GO ON」の大切さを述べている。

 さらに、松本潤(36)が自身で作詞したソロ曲『STAY GOLD』には、そのジャニー氏の座右の銘がそのまま引用されている。

 元SMAPで、現在は『新しい地図』として活動する稲垣吾郎(45)にとっても「SHOW MUST GO ON」は大切な言葉のようだ。

 8月30日、初日を迎えた主演舞台『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』の会見を行った稲垣。ジャニー氏の「お別れの会」に参加できないことについて「行けないのは残念。でも“SHOW MUST GO ON”の精神は受け継いでいる。エンターテイナーである限り、お客様に喜んでもらうことを大事にしたい」と話し、ジャニーズ事務所を辞めてもジャニー氏の「SHOW MUST GO ON」の精神が自分にもあると語った。

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