ジャニーズ事務所社長のジャニー喜多川氏(享年87)の「お別れの会」が東京ドームで執り行われた翌日の9月5日、関ジャニ∞の錦戸亮(34)が、グループからの脱退と、9月いっぱいでジャニーズ事務所を退所することを発表した。
「退所後、錦戸はソロアーティストとして活動をしていくとみられます。9月12日発売の『女性セブン』(小学館)でも、錦戸のグループ脱退と退所までの経緯を報じており、すでに公式サイト用に独自ドメイン『nishikidoryo.com』を取得しているとされ、9月末に退所した直後の10月からすぐにソロ活動をスタートさせる可能性もあるといいます。
ただ、大手芸能プロであるジャニーズ事務所を退所する錦戸については、退所とともに、過去のスキャンダルが噴出するのではないかという懸念が叫ばれているんです」(芸能プロ関係者)
これまで、数多くの錦戸に関するスキャンダルが報じられてきた。
昨年4月『FRIDAY』(講談社)が、都内にある会員制の高級ラウンジで、泥酔した俳優の瑛太(36)が、錦戸に馬乗りになって数発以上も殴り続けてボコボコにしたと報じた。
「記事では、酒癖の悪い瑛太が酔っ払った末に、錦戸をボコボコにしたという話になっていますが、実際はそうではないようです。実は、瑛太と錦戸以外にも、ある大物ミュージシャンが同席していて、酒に酔った錦戸が、そのミュージシャンに絡み始め、バカにするような言動をとったそうです。そんな錦戸の態度に対し、瑛太が“失礼だろ”とキレて、思わず手を出してしまったとか。
当日の態度について、後日、錦戸は瑛太に深く謝罪したそうですよ。しかし、実際に出た記事は“馬乗りになってボコボコにした”という、瑛太が悪者に見えるようなものだった。ジャニーズ事務所が錦戸を守るため、そのようなかたちになったのでは、と業界内ではもっぱらです」(前出の芸能プロ関係者)
錦戸は昨年8月にも『FRIDAY』で、関西在住の既婚女性との不貞を報じられている。さらに翌9月、同じく『FRIDAY』が、錦戸と一夜をともにしたという20歳の女性の証言と、錦戸のベッド写真を掲載した。
「これらの一連の『FRIDAY』の報道を、他のメディアが大きく取り上げることがなかったのも、やはりジャニーズ事務所が抑えてきたから。錦戸本人はジャニー氏の『お別れの会』にも参加し、義理を果たしたと思っているのかもしれませんが、その翌日の退所発表ですからね。他のジャニーズタレントへの影響を考え、事務所側が早々の退所を決めた可能性もありますが、ジャニーズ事務所としては、錦戸に後ろ足で砂をかけられたと感じているのではないでしょうか。
これまで、錦戸を守ってきたジャニーズ事務という強大な後ろ盾がなくなることで、過去の錦戸のスキャンダルが公に出てしまうということは充分考えられます。さらに、退所後はスキャンダルを起こした場合、誰も守ってはくれません。態度を改めないと、芸能界から即追放レベルのスキャンダルが噴出してしまうかもしれませんよ」(芸能プロ関係者)
錦戸には、退所後の不祥事には重々気をつけて、第2の芸能人生を歩んでいってほしい。