7月26日に出版された、伝説の歌姫・山口百恵さん(三浦百恵/60)のキルト作品集『時間(とき)の花束 Bouquet du temps』(日本ヴォーグ社)。
一般的なキルト本の初版部数は5000部前後だというが、『時間の花束』は異例の初版10万部からスタートし、現在までに発行部数が20万部を超えているという。
「本当に驚異的な売り上げです。1980年の芸能界引退から約40年たった今でも、百恵さんのカリスマ性を感じますね」(芸能プロ関係者)
9月12日発売の『女性セブン』(小学館)でも、作品集の売り上げに触れるとともに、これまでメディアへの露出を拒んできた百恵さんが、自著を出版し、インタビューにも応じたという最近の心境の変化を伝えている。
「さらに『女性セブン』では、完全な芸能界復帰はなくても、一時的なテレビ出演ならありうる、今年の大みそかに放送される『NHK紅白歌合戦』への出演も期待される、と報じています。ただ、復帰の舞台として生放送の『紅白歌合戦』をあえて選び、同番組に出演するということはおそらくないでしょう。
今回の本の出版元も、百恵さんは“公人”として復帰するわけではなく今後も、“私人”としてキルト作りを続けることを望んでいる、とコメントしています。百恵さんは、これまで何度も紅白出演のオファーを受け、毎回断っているといいます。なのに今回、この出版をきっかけに、というのは考えにくいでしょう。一方で、『花の中三トリオ』の“同級生”である、森昌子さん(60)は、すでに『紅白歌合戦』出場が内定しているといいます」(前出の芸能プロ関係者)
森は、3月28日、亡父の命日に会見を開き、年内いっぱいでの芸能界引退を発表している。
会見では、昨年秋に還暦を迎えたことに触れ、「私も60歳になったんだと思ったとき、ふと考えてしまった。これからの自分の残された人生をどうしようか、と。幼少期から今まで本当に自分の時間が少なかった。これからは芸能活動以外のことに時間を使いたい」と語った。
「歌番組やバラエティ番組、ナレーションなどで活躍している森さん。2019年最後の日となる大みそか『紅白歌合戦』を最後に芸能界を去るというのは、これまでのキャリアを締めくくるのに相応しいのは間違いない。また、視聴者からも注目を集めるでしょう。もしかしたら、若い頃の盟友である森さんの最後ということで、百恵さんからコメントが届く、というのはありうるかもしれませんね」(前同)
生出演はなくとも、昭和の歌姫、山口百恵と森昌子の“共演”が令和元年に見られるかも?