山里亮太(南海キャンディーズ)
山里亮太(南海キャンディーズ)

 9月17日、南海キャンディーズ山里亮太(42)が、朝の情報番組『スッキリ』(日本テレビ系)に、夏休み中の極楽とんぼ加藤浩次(50)の代打として、番組冒頭から登場した。

 山里は月曜日から木曜日まで、番組後半の『クイズッス』のコーナーで“天の声”を担当し、声のみで出演するが、この日は、番組レギュラーの水卜麻美アナウンサー(32)とハリセンボン近藤春菜(36)に挟まれ、「おっーはよーございまーす!」と第一声を放った。

「山里は他の番組でMCを務めることも多く、また、ジャーナリストの池上彰(69)に弟子入りしていたこともあるため、『スッキリ』でも見事にMCをこなしていました。ただ、加藤が番組を不在だったことで、ネットではさまざまな臆測を呼んでいます。加藤は、お笑い芸人の闇営業問題の際に、“加藤の乱”を起こしましたからね……」(芸能記者)

 雨上がり決死隊宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号の田村亮(47)をはじめとする複数の芸人が、所属事務所を通さずに、反社会的勢力の会合に出席した“闇営業”問題。

 7月20日に宮迫と亮が謝罪会見を行い、その翌々日の22日に所属事務所も会見を開き、会社側の見解や経緯を明らかにした。

 宮迫と亮、会社側の会見を受け、加藤は『スッキリ』の中で「経営陣が変わらなければ事務所を辞める」と宣言。7月23日以降、加藤と会社側でたびたび会談が行われ、「エージェント契約」が導入されることになるなど、変化が起こっている。

 一方で、自らの退社をかけて会社上層部に退陣を求めた加藤については、何かしらの処分が下るのではないかともささやかれた。

 9月10日付の『東スポWeb』では、来年の春にも加藤が『スッキリ』をクビになると報じている。

 加藤の不在中に、山里が『スッキリ』でMCを務めたことについてネットでも、「本格的な粛清がそろそろ始まるころ」「事務所批判を番組でやったMCの責任の所在は問われないままか」「日テレは加藤不在の間の視聴率を今後について決める参考とするのでは」といった声が上がっている。

 日テレで働く放送作家はこう話す。 

「実は、『スッキリ』内で加藤さんの評価は真っ二つに割れているんです。『スッキリ』の現場スタッフは加藤さんを支持しています。男気のある加藤さんを尊敬している人は少なくありません。その一方で、番組の上層部は加藤さんに対し、かなり苦い顔をしているとか。“加藤の乱”では、番組MCとして公平性に欠ける意見を長々と語りましたし、局として扱いがデリケートなジャニーズ関連でもスタンドプレーが多い。台本にはなかった『新しい地図』への応援発言もそうですが、最近でも、関ジャニ∞錦戸亮(34)のグループ脱退と事務所退所のニュースを扱った際の“錦戸くんの仕事が制限されない世界、世の中であってほしいなと僕は思います”といった発言をする。そこに現場スタッフは心酔しているわけですが、上層部としてはやりづらい部分もあるそうです。

 10月の改編で加藤が『スッキリ』をクビになることはないですが、クビがあるとすれば『東スポ』が報じたように最も早くて来年の春。ただ、加藤が番組を降板するとなった際には、今回代打MCを務めた山里、そして近藤も降板となるでしょうね。彼らも加藤を慕っており、また関係者の見方でも3人はセットですからね。だから、山里だけが残り、加藤に代わって正式に『スッキリ』のMCに就任するということはまずないでしょう」

 現場と上層部が真っ二つに割れているという『スッキリ』。来春、大きなリニューアルはあるのか!?

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